買取実績 なんとかするということ
なんとかするということ
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買取担当からのコメント
入んなかったらどうしようとか
あんま考えない方が良いよ?
「入れるの、なんとかして入れる!」
そう言って前を向いた顔は
何だかとても、頼もしく見えました。
こんにちは、東京書房スタッフのおはなです^^
これは数ヶ月前。
私がまだここで働き始めて
一ヶ月も経ってないんじゃないかな・・?
くらいの時の出来事なのですが
誰がどう見たって入りきらないだろっ!
という量の、それはそれは大量の本という本を
“ なんとかして事務所内に入れなければ帰れない ”
という状況に陥った時に
うちで働く主婦の一人が、いった言葉でした。
その言い方はいっけん鋭く
あ・・私、入ったばっかのくせに
「これって本当に入りますかね・・・」
とか余計なこと言っちゃったかなぁ・・・
なんて一瞬よぎったりもしたのですが
不思議なもので。
なんとかする
と決めている人間の顔というのは
ただただ頼もしく
んなこと考えてる場合じゃないわな
さて、どうするか。
と、いったふうに
自然とこちらも同じ方向に
引っ張られてしまう力を持っているのでした。
きっと。
人が何かをなんとかするんだって
決めてしまうのって
すごいことなんだと思います^^
あ、これを書いていて、
今 久しぶりに昔の記憶の引き出しも
一緒に引っ張られてしまったのですが・・・
あれはまだ、私が大学生くらいの時だったでしょうか。
深夜のコンビニエンスストアで
アルバイトをしていた時のことでした。
「・・・・マイルド一つ。」
いきなり言われたタバコの銘柄を
うまく聞き取ることができず
すいません、もう一度お願いします・・・
と、聞き返しているうちに
信じられないほどお客さんを
怒らせてしまったことがありました。
「あんた、耳ついてんの?!」
「ついてんのかって聞いてんだよ!!」
どう答えたらいいのかわからず
ただただその勢いにのまれてしまったところに
「あ、あの・・・あっちのレジお願いします・・。」
といって、入ってきてくれたのは
当時、40代半ばくらいだった
とても寡黙な男性スタッフでした。
彼は、たしか昼間は
介護の仕事をしていた方だと思うのですが
もともと人と話すのが得意な方ではなく
お客さんとのやりとりを見ていても
ボソボソと、しどろもどろになってしまうことが多いため
そんな人が一体どうやって
この場を収めるんだろう・・・
と、内心バクバクでその場を代わってもらったのですが・・・
案の定。
私よりもオロオロしてしまい
話せば話すほど、お客さんの怒りをかい
店内には、それこそ 耳がとれるんじゃないかというほどの
とんでもないボリュームの罵声が響き渡りました。
これはやばい・・・
もう一度、きちんと謝らなきゃ・・・
そう思って、彼の方に体を向けた時でした。
彼は、私にだけわかる角度で
来なくていいよ、と
手のひらをこちらに向けたのでした。
その手のひらを見た時。
何故だかものすごく グッとくるものがあり
思わず目の奥がじわっとなってしまったのを
今でも覚えています。
それはおそらく
ぐちゃぐちゃでも良いから
上手く立ち回れなくてもいいから
それでも
なんとかしようとしてくれたこと
そのものに心動かされたのだと思いました。
人がなにかを本気で
なんとかしようとする姿勢というのは
それがどれだけ不出来なものであっても
どこか心を打つものがあるのかもしれません。
もしかしたら、かっこ悪いって
一番かっこいいのかもしれない・・・
「これって、本当に全部入るんですかね・・・」
と言っていたのが、嘘かのように
あれだけ溢れていた本の山は
これ以上の正解はなかったんじゃないか?
と思うほどにピタリと隙間なく
事務所内におさまったのでした^^
「これ、明日出勤したらどうやって入るんだろう。」
と、私が言うと
「明日は明日でなんとかするんだよ。」
という球が、コンマ1秒で跳ね返ってきました。
あ、また余計なことを・・・
なんとかする精神
まだまだ修行が足りないようです^^
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