買取実績 どんな人が今でも本を読むのだろう?
どんな人が今でも本を読むのだろう?
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買取担当からのコメント
「最近の若い人は、本なんて読むの?」
先日、店頭に直接、本を持ってきてくれたお客様に
そんなことを聞かれました。
「うーん、どうなんですかねぇ。」
「やっぱりスマホとかの方が、圧倒的に多いような気はしますけどね。」
と、私がいうと
「そうだよね、活字なんてもう読まないよね〜。」
時代だよなぁ、まぁでも・・・
悪いことばっかりじゃないけどね、便利なことも増えたし。
みたいな終着点に、話はたしか落ち着いたとは思うのですが・・・
そういえば、どんな人が今でも本というものを、わざわざ手に取って読むのだろう?
と、ふと思ったりしました。
思い返してみれば、私が初めて自主的に本を読んだのは
大学一年生のころでした。
当時、仲の良かった友達のカバンから
ひょこっと文庫本が飛び出していたのを見つけ
「何これ?」
と聞くと
「本だけど。」
「え?なに読んでんの?」
アベコーボー
その言葉は、聞いたことない何かの呪文のように響きました。
「・・・どういう本なの?」
「えっと、人がビルから飛び降りたら、棒になるっていう。」
「ん?」
「いや、だから。人がビルから飛び降りたら、棒になるんだよ。」
意味がわかりませんでした。
意味はわからなかったけれど、その意味のわからないものを
誰に言われたわけでもなく
勝手に一人で選んで読んでいる目の前の子が
なぜだか、ものすごく魅力的に見えてきて
「とりあえず、読みやすいのを一つ。」
と、オススメを借りだしたのが
私にとっての、本との出会いでした^^
その中には、合うものもあったけど 合わないものもありました。
難しすぎて、何のためにこんなものを・・・
と、読み始めたこと自体を後悔するものもあれば
あれこれ調べながらなんとか最後まで辿りついたは良いものの
一つもしっくりこないじゃないか!
と、怒りたくなるようなものも結構ありました。
・・・でも。 まれに。
本当にまれに。
信じられないくらい沁みる一行というのに出会うこともありました。
それは、それ一つで人生が変わる!
というような、劇的な魔法の言葉というわけではないのですが
自分にとってすごく大事なものである
ということだけはハッキリわかる、そういう類のものでした。
ああ、そうだ!
ああいう一行に出会った時の
「ハッ!」が面白くて
私は、読書というものにハマっていったんだよなぁ。
そんなことを思い出していると
やっぱり、本を読む人というのは
好みは違えど
“ 自分の中のなにかを動かしたくて読む ”
というところでは どこか繋がっているような気がしてきました。
色んな種類の媒体が
あれよあれよと、わんさか溢れるこの時代に
文字を読むというものすごく原始的な方法でもって
自分だけの感動を得ようとする、全ての人に。
やっぱり、本って、最高ですよね^^
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