先日は、東京都港区にて、あるお客様の哲学書のコレクションに関する事前のご相談を承りました。お客様は、このたびお仕事の関係で京都へお引越しされることになり、長年大切にされてきた約2,000冊の蔵書を整理される必要が生じたとのことでした。
蔵書は、古代ギリシャ哲学から現代思想に至るまで、幅広い分野を網羅しており、中には出版時期が古くバーコードが無い古書から、書店に並ぶバーコード付きの最新刊まで、多様な書籍が含まれていました。こうした専門性の高い蔵書は、その価値を正しく判断するために、知識と経験が必要です。
蔵書整理における安心の「事前見積もり」
私たちのサービスでは、お客様に安心して次のステップに進んでいただくため、実際の運び出しの前に、書籍の種類や量、状態を把握し、事前に書籍のお引き取り価格をご提示する「事前見積もり」に対応しております。
事前のご提示額にご納得いただけたことで、正式な出張によるお引き取りの運びとなりました。お客様からは、「相見積もりや事前のご相談も歓迎」という当店の姿勢が、大きな安心に繋がったとのお言葉をいただきました。お客様の大切な書籍をお預かりする上で、透明性と信頼性を最優先に考えております。
広範囲にわたる出張対応の基準
多くのお客様からのご質問が多かった、私たちの出張サービスが対応できる範囲についても、この場を借りてご説明いたします。
今回のお客様は京都へお引越しされますが、まとまった冊数(3,000冊以上)があれば、遠方への出張によるお引き取りも積極的に対応しております。
具体的な目安として、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県といった関東圏においては、事前のご相談・ご訪問を伴う見積もりは約1,000冊以上から無料で承っております。通常の出張による書籍の査定お引き取りは、100冊以上から受け付けております。その他の地域、または冊数につきましては、個別にご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。
下見後は愛宕神社に参拝いたしました。愛宕神社は、出世の石段で知られ、防火・防災の神様として信仰されています、港区での下見を無事に終えられたことへの感謝の参拝となりました。
書籍の整理は、お客様の人生の一区切りとなる大切な作業です。私たちは、単なる「モノの移動」ではなく、お客様の知識と情熱が詰まった「価値の循環」を実現したいと考えています。哲学書のように、その価値が専門的な知見によって大きく左右される蔵書こそ、専門業者にご相談いただくメリットがあります。知識の継承をお考えの際は、お気軽にご連絡ください。
FAQ
Q1: 事前のご相談はどのような方法で可能ですか?
A1: メールでのご相談を基本としております。また、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県であれば、約1,000冊以上のまとまった冊数から、出張でのご相談も無料で承ります。
Q2: 冊数が少なくても出張で来てもらえますか?
A2: 東京・千葉・神奈川・埼玉の通常の出張によるお引き取りは100冊以上から受け付けております。地域により異なりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
Q3: バーコードの無い古い書籍でもお引き取りの対象ですか?
A3: はい、問題ありません。古い学術書や稀覯本など、バーコードのない書籍こそ、当店の専門知識を活かして適正に高評価いたします。
Q4: 遠方への出張は可能ですか?
A4: 蔵書全体の規模によりますが、たとえば京都など遠方への出張も、3000冊以上のまとまった書籍であれば対応しております。その他の地域もご相談ください。











