東京書房では、専門書や学術書を中心に古本買取を行っています。
そのため、小説や文芸書の中でも特に流通量が多いベストセラー作家の作品は、再販価格が安定しづらく、買取が難しい場合があります。
お客様から「どんな作家の小説は買取が難しいですか?」という質問を多くいただきます。
ここでは、代表的な作家名と、その理由、そして例外的に査定対象となるケースを詳しくご案内いたします。
FAQ
Q.小説の買取が苦手な作家名を具体的に教えてください。
A.東京書房では、全国的に広く流通しているベストセラー作家の作品については、
中古市場で在庫が多く、買取が難しい場合がございます。以下は、代表的な例です。
【作家例】(主にベストセラー作家)
松本清張
池波正太郎
司馬遼太郎
東野圭吾
伊坂幸太郎
重松清
綾辻行人
中山七里
池井戸潤
湊かなえ
辻村深月
宮部みゆき
恩田陸
林真理子
瀬尾まいこ
西村京太郎
清水一行など
これらの作家の作品は、文庫・ハードカバーともに大量に再販・中古流通しているため、
一般的な中古市場では価格が付きにくく、当店でも査定をお断りする場合がございます。
ただし、初版本・署名本・限定版・特装版など、特別な付加価値のあるものは査定対象となることがあります。
■東京書房の小説買取に関する方針
東京書房では、一般的なベストセラー作品よりも、絶版や入手困難な小説、同人誌系・限定配本・戦前〜昭和初期文学・文学研究書・作家論・批評書などを中心に査定を行っています。
そのため、文学作品そのものよりも、文学を研究・分析する書籍の方が査定対象になるケースが多いのが特徴です。
FAQ
Q1. なぜベストセラー作家の小説は買取が難しいのですか?
A1. 人気が高い分、発行部数も多く、中古市場に在庫が大量に出回っているためです。
需要より供給が上回ることで、査定価格が下がりやすくなります。
Q2. 初版本やサイン本は買取対象ですか?
A2. はい。文庫やハードカバーであっても、初版・署名本・限定版・特装版などは査定対象となります。
内容や保存状態により、高評価となる場合もあります。
Q3. 上記作家の作品でも買取できるケースはありますか?
A3. 特定の出版社コラボ版、記念出版、絶版は査定可能です。
詳細はお写真をお送りいただければ確認いたします。
Q4. 文芸評論書や作家論なども扱っていますか?
A4. はい。東京書房では、小説そのものよりも文学研究・作家論・批評関連書籍を得意分野としています。
Q5. 一般書と小説が混ざっていても査定してもらえますか?
A5. はい。ジャンルが混在していても問題ありません。専門スタッフが一冊ずつ確認し、買取可能な書籍を選別いたします。
まとめ
東京書房では、専門書・学術書を中心とした古本買取を行っています。
小説の中でも、松本清張・東野圭吾・宮部みゆき・池井戸潤など、
全国的に流通量の多いベストセラー作家の作品は、買取をお断りする場合があります。
ただし、初版本・署名本・限定出版・特装版など、特別な価値を持つ書籍は個別に高価買取査定いたします。
「この本は売れるだろうか?」という場合は、お写真を添えてお問い合わせフォームからご相談ください。