古本出張買取!文京区へ歴史文献書の買取
9月のある日のこと、東京都文京区にて古本の出張買取に伺いました。
今回お譲りいただいたのは、歴史文献書を中心に約100冊。冊数としては大規模な整理というほどではありませんが、内容はいずれも学術的に価値の高いものばかりでした。
江戸時代の歴史や近現代の日本史、さらには地域史を記録した資料集や研究書までが整然と並び、お客様が長年にわたり歴史に親しまれてきたことが伝わってきました。
この日は9月に入ったばかりでしたが、気候はまだまだ真夏を思わせる厳しい暑さ。出張買取という仕事は、査定だけでなく搬出の作業も伴うため、炎天下での運搬や積み込みは体力を必要とします。
それでも、大切な蔵書を次へつなぐために、一冊一冊を丁寧に扱いながら作業を進めていきました。
今回は女性スタッフが同行しており、査定や搬出をお手伝いしました。
女性のお客様から「同性スタッフがいると安心」と言っていただけることも多く、今回もお客様の安心感につながったのではないかと思います。
東京書房では、依頼の内容やお客様のご事情に合わせてスタッフを柔軟に編成し、安心してご利用いただける環境づくりを心がけています。
歴史文献というジャンルは、一冊一冊が研究や教育の場で役立ち、未来へと受け継がれるべき資料でもあります。たとえ100冊というまとまった数であっても、その内容は非常に濃く、価値ある蔵書整理でした。
今回のようなご依頼は、古書店としての使命を改めて感じる機会となります。
すべての作業を終えた後、帰り道に立ち寄ったのは、文京区関口に鎮座する正八幡神社です。
地域の人々に長く愛される神社で、鳥居をくぐると静かで清らかな空気が広がり、残暑の疲れを癒してくれるようでした。
社殿に手を合わせ、この日のご依頼を通じていただいたご縁、お客様が長年守ってこられた本に触れることができた感謝の気持ちをお伝えしました。
東京書房では、文京区は100冊以上から出張費・手数料無料でご依頼頂けます。学術的な価値のある歴史文献をはじめ、哲学書や人文書、古書や古文書など幅広いジャンルに誠実に対応しております。
本を手放すことは、ただの整理ではなく人生の大切な節目でもあります。その場に立ち会えることを古本屋として大変ありがたく思い、一件一件を大切にこれからも対応してまいります。
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