おはようございます。東京書房スタッフです。
この日は2便体制・車2台で、合計3件の出張買取にお伺いしました。朝早くから夕方まで、スタッフ一同で一冊一冊に向き合いながらの一日でした。
1便目:川崎市(哲学書・数学の学術書)
午前中は川崎市へ。最初の現場では、哲学書を中心にダンボール30箱分の買取を行いました。書棚には古代思想から現代哲学まで、幅広い時代の著作が並び、どの一冊にも読み込まれた跡がありました。「ここに書かれた言葉は、何年経っても人の心に残るものですね」と、お客様との会話の中で思わず頷いてしまいました。
午後は同じ川崎市内で、数学関係の学術書 約300冊を査定。解析学や線形代数、統計学、応用数学など専門的な内容が多く、研究書としての価値がしっかりと感じられる蔵書でした。本の扱いに慣れたお客様で、搬出作業もスムーズに進み、「こんなに丁寧にしてもらえると思わなかった」と笑顔で言っていただき、とても印象に残る時間となりました。
2便目:新宿区(東洋医学・戦争戦記 約1万5千冊)
2便目のチームは、新宿区へ。ここでは蔵書量が多く、約1万5千冊にも及ぶ大規模なご依頼でした。
内容は主に東洋医学関係と戦争戦記。漢方・鍼灸・経絡・気功など東洋の伝統医学を扱う専門書が多数あり、
その知識の深さと体系性に圧倒されました。一方で、戦争戦記関係の書籍も多く、当時を生きた方々の記録や証言集、従軍日誌など、一冊一冊に重みのある資料が並んでいました。現場にはスタッフ4名体制で入り、
丁寧に査定と仕分け、搬出を実施。お客様が長年大切にされてきた書籍を、「安心してお任せできます」と言ってくださり、胸が熱くなりました。
一日の終わりに
この日の買取は3件。それぞれジャンルも規模も異なる現場でしたが、本を通じて「知識を受け継ぐ」という共通の思いを感じました。哲学も数学も、東洋医学や戦争記録も、人が考え、学び、伝えていくために残されてきたものです。その思いをつなぐお手伝いができることに感謝しながら、今日も車のハンドルを握りました。
FAQ
Q1. 専門書や学術書も対応できますか?
A1. はい。哲学・数学・医学・宗教学・社会科学など、専門書や研究資料も丁寧に査定いたします。
Q2. 1万冊を超える大量買取も可能ですか?
A2. はい。今回のように1万冊以上の案件でも、スタッフ・提携運送業者と連携して対応可能です。
Q3. 出張費や査定費はかかりますか?
A3. 一切かかりません。出張・査定・搬出すべて無料です。
Q4. 同じ市内で複数件の対応も可能ですか?
A4. はい。地域に応じて複数便体制で対応いたします。
Q5. 東洋医学書や戦記資料なども買取対象ですか?
A5. はい。専門性の高い分野も査定対象です。内容や年代に応じて評価いたします。
まとめ
2025年10月17日は、2便体制・車2台で3件の出張買取を対応。1便目は川崎市で哲学書と数学関係の学術書、2便目は新宿区で東洋医学と戦争戦記関係の書籍を中心に約1万5千冊の査定を行いました。それぞれの本には、著者や読者、そしてお客様の思いが詰まっています。その大切な本を次へとつなげることができる喜びを胸に、今日も誠実な仕事を心がけています。