古本屋仲間との奈良旅行の続きです。
今回参拝したのは桜井市の大神神社。
日本最古の神社のひとつとして知られ、背後の三輪山そのものをご神体としています。
参道を歩くと、古代からの信仰を受け継いできた土地ならではの静けさと厳かさに包まれます。
大きな鳥居をくぐった瞬間から、心がスッと整うような不思議な感覚がありました。
ご利益は非常に幅広く、病気平癒・延命長寿・家内安全・商売繁盛といった生活に直結するものから、酒造りの神様として全国の酒蔵からも厚く信仰されています。
境内には酒樽が並び、文化や暮らしに根付いた大神神社ならではの雰囲気を味わえました。
そして、今年は巳年。三輪山には古来より白蛇が神の使いとして祀られており、大神神社と蛇の信仰は切っても切れない関係があります。
巳年に大神神社を参拝することは、特に良縁や金運、商売繁盛に結びつくとも言われています。
仲間と「今年は特に縁起がいい参拝になったね」と話しながら、笑顔で境内を歩きました。
参拝を終えると、不思議と体が軽くなったような清々しさを感じ、「また新しい一年を頑張ろう」という気持ちが自然に湧いてきました。
古本屋という日々の仕事から少し離れ、歴史ある神社で心を整える時間は、本と同じように私たちに力を与えてくれる存在だと感じます。
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