先日の大阪古書組合100周年祝賀会での、懐かしさと喜びが詰まった一枚。
かつて、新宿伊勢丹で年に2回開催されていた 古本市。
大阪からも多くの古書店が参加し、活気にあふれた古本市でした。
もう20年ほど前のことになりますが、あの頃の熱気や、本を通じて生まれたご縁は今も色褪せることなく心に残っています。
この写真は、当時 新宿伊勢丹古書市 に一緒に参加していた仲間たちとの再会写真です。
古書あじあ號さん、杉本梁江堂さん、天地書房さん、黒崎書店さん。
久しぶりに顔を合わせた瞬間、一気に時が巻き戻り、あの頃の情熱や想いが蘇りました。
杉本梁江堂さん、天地書房さんは現在 大阪古書組合の理事 を務めておられ、理事の仕事を通じてお会いする機会もありますが、こうして節目の場で改めて語り合えたことは、何よりも嬉しいことでした。
かつて東京都内のデパートでは、数々の 大規模な古本市 が開催され、多くの本好きの方々が集いました。
今ではその光景も少なくなり、時代の流れを感じずにはいられません。
しかし、本を愛する気持ち、そしてこの業界で築かれた絆は変わることなく、むしろ時を重ねるごとに深まっているように思います。
またいつか、あの頃のように デパートで盛大な古本市 を開催できる日が来ることを願いながら、これからも古書の魅力を伝えていきたいと思います。
このような素晴らしい機会を提供してくださった 大阪古書組合の皆様に、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。