目黒区で武道書コレクション下見のご相談
先日、目黒区にお住まいのお客様より「武道関係の書籍を整理したい」とのご相談をいただき、正式なご依頼に先立って、事前の下見にお伺いしました。
ご相談内容と下見の目的
お客様のご要望は主に以下の3点でした:
- 書籍にどの程度の価値があるのか知りたい
- 専門書として扱える内容か確認してほしい
- 冊数が多い場合の作業工程や手間を事前に把握したい
これらにお応えするため、実際に現地へ伺い、書棚の構造や蔵書の状態を確認しました。
今回のコレクションは、およそ1500冊の武道関連書籍。思想、歴史、身体技法、流派解説、研究記録、稽古書など、多岐にわたる分野に細分化されていました。
時期や編集者によって分類方法や巻構成も異なるため、現場では手に取り、巻数や版の違い、補巻の有無まで丁寧に確認しました。
こうした情報は、後の分類や作業工程に大きく影響するため、下見段階での精密な確認が非常に重要です。
今回の現地確認では、部屋の構造や棚の配置、作業導線をしっかり把握し、安全かつ効率的な作業の見通しを立てました。
お客様から「おおよその金額を知りたい」とのご要望もありました。そこで、書籍の年代や内容、保存状態、付録の有無などから傾向を読み取り、あくまで目安としての金額をご説明。
正式な依頼を前提とせずとも、安心してご検討いただけるよう努めております。
よくある誤解として「正式に依頼しなければ詳しい話は聞けないのでは」といったご不安もありますが、東京書房ではご依頼前の段階から、ひとつずつ丁寧に不明点を解消することを大切にしています。
今回の蔵書は、研究目的で集められた専門性の高い資料が中心で、多くの冊子に帯・付録・資料集が揃っており、保存状態も非常に良好でした。そのため、全体的な方向性を把握しやすく、作業プランの立案もスムーズに進みました。
写真は、東京書房の創業地・自由が丘駅南口で撮影したものです。目黒区での下見後、懐かしの地を訪れ撮影しました。
よくあるご質問
Q1. 下見だけでも依頼できますか?
A1. はい。冊数や内容を事前に把握したい方には、下見のみのご相談も承っております。
東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県は1000冊以上から対応です。下見無しの通常の買取は100冊以上からお伺いしております。そのほかの地域はご相談ください。
Q2. 下見では何を確認するのですか?
A2. 冊数、ジャンル、保存状態、室内の動線など、作業に必要な情報を一通り確認します。
Q3. 金額の目安はその場で分かりますか?
A3. 正確な金額ではありませんが、蔵書の傾向からおおよその金額の目安をご説明します。
おわりに
東京書房では、今回のような「まずは様子を見てほしい」「専門書が多くて不安」という方からのご相談が増えています。
経験豊富なスタッフが、一冊ずつ丁寧に確認しながら、お客様に寄り添った対応を心がけております。
書籍の内容や構成に応じて柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。











