先日、店主は清瀬市へ出張し、学術書の出張買取前の下見をさせていただきました。
今回のきっかけは、大学の先生からのご紹介です。
大切なお知り合いをご紹介くださるというのは、古書店として本当にありがたいことで、身の引き締まる思いでした。
ご相談いただいたのは、長年の研究や教育の現場で読み継がれてきた学術書の整理についてでした。
実際に書斎を見せていただくと、研究書や専門書、海外の洋書まで、本当に多彩な本が並んでいて圧倒されました。
一冊一冊に持ち主の思いや歴史が刻まれているのを感じ、ただの本の集まりではなく、学びの積み重ねそのものだと強く伝わってきました。
今回の下見は、具体的な冊数やジャンルの確認、そして搬出経路の確認が中心でした。
実際に現場を見せていただくことで、買取当日の作業をよりスムーズにできるようになります。
もちろん、下見に出張費はかかりません。
「まずは相談だけ」という形でも大丈夫です。こちらから強引に「売ってください」とお願いすることは一切ありませんので、安心してお声がけいただければと思います。
下見を終えたあとは、清瀬市にある日枝神社水天宮へ立ち寄りました。
安産や子授けで知られる水天宮、そして地域の人々に親しまれてきた日枝神社。
小さな境内ですが、とても穏やかな空気が流れていて、この日のご縁に感謝を伝えることができました。
出張先で神社に参拝すると、不思議と気持ちが整い、次の仕事への力をいただけるように感じます。
今回の清瀬市での下見を通じて、改めて思ったのは、本を整理することは単なる片付けではなく、未来へ学びをつなぐ大切な営みだということです。
大学の先生のご紹介を通じて大切な本に触れられたこと、そして地域の神社に参拝できたことも含め、実りの多い一日となりました。
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