こんにちは。11月ももうすぐ終わろうとしていて、1年があっという間だと
毎年のように感じています。後悔のないように残りの1か月半を過ごしたいと思います(笑)
さて、今日はわたしが夏に行った‟瀬戸内国際芸術祭”についてお話したいと思います。
まず瀬戸内国際芸術祭とは
3年に一度、春・夏・秋と3シーズンにかけて開催されます。今年は108日間開催されたとのことです。
瀬戸内海の島々と言いましても、島がたくさんあるので1日せいぜい1島くらいでしょうか。
わたしは今回「直島」という島に行ってきました。
実はわたしは香川県出身ですが、恥ずかしながら瀬戸内国際芸術祭が開催されていることを
去年くらいまで知りませんでした、、。今回は夏の帰省に合わせて行ってきましたよ!
直島は高松からフェリーに乗って1時間くらいで到着します。香川県の島です。
帰りのフェリーが早くに終わってしまうので、芸術祭だからこそのイベント等は見れなかったのですが
行きたかったところへは行けたので、そちらをご紹介します。
まず、高松から直島行のフェリーに乗ります。
夏休み期間ということもあって、人が多かったですね~
外国人の方もたくさんいらっしゃいました。
1時間ほど海のすばらしさに感動していると直島に到着。
着いてすぐにお土産売り場や簡単なフードコートがありました。
そして常設されている作品を見ました。
「直島パヴィリオン」藤本壮介
お昼の時間に見たのでライトアップは見れませんでしたが
夜はこんな感じのようです。
素敵ですね~。
次は夜に行ってみたいです。
作品の中に入ることができたので入ってみました。
とても不思議な気持ちになって、誰もいなかったら寝転んでみたかったですね、、。
次は
「BUNRAKU PUPPET」ジョゼ・デ・ギマランイス(ポルトガル)
作品名を和訳すると「文楽人形」
この作品を見て、感じとることはひとりひとり違うんだろうなと、それが現代美術か、、
と改めて感じました。
次にどうしても行ってみたかったところへ。
「地中美術館」
クロード・モネ ジェームズ・タレル ウォルター・デ・マリア の作品を見ました。
建物は安藤忠雄さんによるものです。
中は撮影が一切禁止なので、言葉だけでお伝えします。
まず、モネの作品がだだっ広い天井もずっと高い1つの部屋に「睡蓮」シリーズの絵が5点展示されていました。
この部屋に入るには靴を脱ぎます。足音も響くような部屋にただただモネの作品だけが飾ってある部屋は
現実ではないような錯覚になりました。睡蓮は有名ですが直接見たのは初めてだったので
衝撃でした(笑)言葉にはできません。
次にタレルの作品。
3つ作品があり、2つはだれでも自由に見れる作品で1つだけ、並んで部屋に通される作品がありました。
「オープン・フィールド」という作品。
その作品でわたしはタレルの虜になりました。
なんといいましょうか、、繊細な気持ちにもなりましたが、何でもできるような気持ちにもなったのです。
陽と陰が同時に押し寄せる感じです、、。これは体験してみないとわからないと思いますので、
ぜひ一度体験してみてください。
次にウォルター・デ・マリアの作品。
こちらの作品も衝撃的でした。部屋に入った瞬間に笑いが込み上げてきたのです。(笑)
最高でした!いや~これが現代美術の力なのでしょうね。不思議な気持ちになるのです。
ただ階段があって、真ん中に黒い球体があるだけです。(笑)
それだけなのに何であんなにも惹かれるのでしょうか、、
フェリーの時間が迫っていたので1時間くらいしか見れませんでしたが、
次はゆっくり見たいと思います。
帰る途中で大竹伸朗さんの「はいしゃ」という作品もチラ見しました。
時間があるときにじっくり見ようと思います、、。
そんな感じで心が満たされたようで、なんだかぽっかり空いた気分で
帰りのフェリーの中では夕日を眺めていました。
改めて芸術というものは、ひとりひとり感じ方が違って、それが正解で、
考えるべきではない、感じたものをそのまま自分の思いとして受け止めるものだと
改めて思いました。
行って正解でした。瀬戸内国際芸術祭はもう終わってしまいましたが、
たくさんの島には作品が常設されています。
ぜひお時間がありましたら、行ってみたください。
わたしの故郷香川県は日本で一番小さな県ですが、素晴らしいところです。
ここで、お店のことについてお話させてください。
自由が丘のお店では、美術の本がたくさん置いてあります。
大竹伸朗さんの本はもちろん、杉本博司さんやマンレイ、ゲルハルト リヒターの本なども
置いてあります。同時に買取りももちろんやってますのでお家に読みつくした本がありましたら
ぜひ当店にお売りください。お問合せだけでもお気軽にどうぞ!
投稿者 うた