東京書房ではこの時期、全国各地から出張買取のご相談を多くいただいております。
2025年10月15日は、2便体制での出張でした。それぞれの現場でお客様に温かく迎えていただき、改めてこの仕事のありがたさを感じた一日でした。
1便目:埼玉県久喜市(専門書・郷土誌/ダンボール80箱)
1便目は、埼玉県久喜市のリピートのお客様。以前にもご依頼をいただいたお客様で、今回は本格的な整理とのことでお声がけくださいました。店主が事前に下見を行っており、内容は専門書や郷土誌が中心。箱数にしてダンボール80箱分にもなりました。郷土誌は、その土地に息づく歴史や文化が詰まった貴重な資料。丁寧に包まれた状態で保管されており、「やはり本を大切にされていた方なんだなあ」と感じながら搬出のお手伝いをしました。提携している運送業者が2名体制での作業。長年の経験を持つスタッフ同士の息も合い、スムーズに作業を終えることができました。お客様からは「またお願いできて安心しました」との言葉をいただき、心が温まるひとときでした。
2便目:長崎県佐世保市(江戸期古典籍・古文書/ダンボール90箱)
もう一つの現場は、なんと長崎県佐世保市。遠方での大規模な出張となり、5名体制での対応です。今回は、江戸期の古典籍や古文書を中心に約90箱とのこと。スタッフたちは15日から2泊3日の予定で出張に出発いたしました。この佐世保での出張買取については、後日あらためて詳しくご報告させていただきます。長年書物に関わってきた身として、こうした資料に触れられる機会はとてもありがたいものです。遠方のご依頼にもお応えできるように体制を整えておりますので、全国どちらからでも安心してご相談ください。
この日も、たくさんの本と、たくさんの人の思いに出会いました。リピートでご依頼くださるお客様、遠方からご相談をくださる皆さま。すべてのご縁に心から感謝いたします。本を扱う仕事は、やはり「人と人をつなぐ仕事」だと、年を重ねるごとに実感しております。これからも、誠実に、そして丁寧に対応を続けてまいります。
FAQ
Q1. 長崎県のような御社から遠方でも出張できますか?
A1. はい。全国対応しております。
内容や冊数に応じて、提携運送業者やスタッフが現地へお伺いいたします。
Q2. 出張費や査定費はかかりますか?
A2. かかりません。出張費・査定費・搬出費・回収費はすべて無料です。
Q3. 郷土誌や地域資料も買取対象ですか?
A3. はい。郷土史・地方史・自治体刊行物なども専門スタッフが査定いたします。
Q4. 江戸期の古文書などもお願いできますか?
A4. はい。専門知識を持つスタッフが丁寧に査定・整理を行います。
今回のように数十箱規模でも対応可能です。
Q5. 下見だけお願いしたいのですが可能ですか?
A5. はい。店主または専門スタッフが事前下見にお伺いし、内容と冊数を確認いたします。
最後に
2025年10月15日は、2便体制での出張買取。埼玉県久喜市ではリピートのお客様より専門書・郷土誌を80箱、
長崎県佐世保市では江戸期の古典籍・古文書を約90箱。地域や距離を問わず、本を大切にされてきた方々とのご縁をいただきました。すべてのご依頼に感謝しつつ、次回の佐世保での出張報告も後日ご紹介いたします。