10月も中旬となり、朝晩の空気が少しずつ冷たくなってきました。
東京書房では、秋口から年末にかけて出張買取のご依頼が増える季節を迎えています。2025年10月14日、この日は4便体制で出発。各便2名ずつの8名体制で、合計6件の出張買取を対応いたしました。どのお客様もご丁寧にご対応くださり、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
1便目:埼玉県鶴ヶ島市(日本史・歴史文献書 1,200冊)
最初に伺ったのは埼玉県鶴ヶ島市。以前にもご依頼をいただいたリピーターのお客様です。
12月にお引越しを予定されているとのことで、蔵書のうち日本史関係の歴史文献書を中心に1,200冊をお預かりしました。江戸期から昭和初期にかけての研究書や地方史資料が多く、「時間をかけて集めた本なので、大切に扱ってほしい」とのお言葉。こちらこそ、その想いを受け止める気持ちで査定・搬出させていただきました。
2便目:東京都大田区・川崎市中原区
大田区では、写真集・美術書・DVDを中心に500冊。芸術や映像に関する蔵書が多く、表紙デザインや印刷の美しさに目を引かれました。同じ便で川崎市中原区にもお伺い。こちらでは数学・物理学・電子工学など理系分野の専門書を100冊。長年大学で教鞭を取られていたお客様からのご依頼で、学問への情熱が伝わる貴重な蔵書でした。
3便目:千葉県我孫子市・川崎市宮前区
千葉県我孫子市では芸術関係の書籍を100冊。絵画やデザイン、造形などの分野が中心でした。その後、川崎市宮前区へ移動。書道関係の本を100冊査定・買取させていただきました。筆跡や古典書道の臨書本が多く、日本文化の奥深さを改めて感じました。
4便目:東京都板橋区(提携業者トラック便・美術書・芸術書 5,000冊)
提携業者のトラック便。東京都板橋区で、美術書や芸術関係の書籍を中心に約5,000冊の大型案件でした。
広い書庫いっぱいに本が並び、搬出スタッフ総出での作業となりました。美術館図録や海外アート関連の大型本も多く、しっかり梱包して積み込み。作業は夕方まで続きましたが、無事にすべて搬出を完了しました。
真は搬出前の本棚
この日の写真は、現場で撮影した搬出前の本棚。ずらりと並び、まるで書店のような壮観な光景でした。
一冊一冊にお客様の思いや時間が詰まっている。そのことを感じながら、今日もまた本と向き合える仕事に感謝しています。
感謝を込めて
リピーターの方、初めてご相談くださった方、どのお客様にも共通して感じるのは「本への愛情の深さ」です。
私たち東京書房は、その想いを丁寧に引き継ぐお手伝いをさせていただいています。こうして日々、新しいご縁に出会えることに心から感謝しております。
FAQ
Q1. 出張買取はどの地域まで来てもらえますか?
A1. 東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に、全国主要都市へも出張可能です。
冊数や内容により遠方出張にも対応いたします。
Q2. 出張費や査定費用はかかりますか?
A2. かかりません。査定費・出張費・搬出費すべて無料です。
Q3. 大量の本でも対応できますか?
A3. はい。今回の板橋区のように5,000冊規模でも、
スタッフ・提携業者と連携し、安全かつ迅速に対応いたします。
Q4. 専門書や学術書以外でも買取できますか?
A4. はい。文学書・芸術書・写真集・趣味書・ビジュアルブックなど、幅広く対応しております。
Q5. リピーターですが再度依頼する場合の手続きは?
A5. 前回の記録をもとにスムーズにご対応いたします。
お電話・メール・ホームページからお気軽にご連絡ください。
最後に
2025年10月14日は、4便体制・6件の出張買取を実施しました。埼玉・東京・神奈川・千葉と広範囲にわたり、
日本史文献書・美術書・理工学書・書道書など、多彩な蔵書に触れる一日でした。長年お付き合いくださるリピーター様から初めてのご相談まで、多くの方に支えられていることを改めて実感しています。
これからも、丁寧な査定と誠実な対応を心がけ、お客様と本の架け橋になれるよう努めてまいります。