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すごい量の本の整理について

 

「すごいよ、ほんっとにすごい量だから。」

 

そう言われて行ってみるとそこには

一般家庭では決してみることのないような量の本が、ずらりと並べられていました。

 

こんにちは、東京書房スタッフのおはなです^ ^

 

先日、千葉県にある大学の図書館に買取に行かせてもらったのですが

 

そこには、本・本・本。

 

あっちにも、こっちにも本。

 

…本!

 

「これと同じ量がね、あと別館にも2箇所くらいあるんだよ、ハハっ。」

 

そう言われた時、おもわず眼球が1mmくらい飛び出しました。

 

これはすごいことになるぞ・・・と思いつつ

とりあえず指示された通りに作業を進めていったのですが

 

半日くらい経って、ふと周りを見回してみると

そこには、来た時となにも変わらないような景色が広がっていました。

 

ハァ・・。

 

やってもやっても終わらない、という状況に

職場ではあまりついてはいけないタイプの息も吐きかけたのですが

 

それでも黙々と作業をしていく中で、ふと 思い出したことがありました。

 

それは昔、働いていたパスタ屋さんで

 

同じように、ものすごい量の仕事量を

急遽1人で、こなさなくてはならなくなってしまった日のことなのですが

 

やってもやっても止まらないオーダーに、信じられない量の洗い物。

 

もはや、何をどうやっていったらいいのかわからなくなってしまった時・・・

 

「ちょっと。」

 

と、当時の店長にうしろから呼びかけられました。

 

「あのね、大丈夫。いっこいっこやっていけば、必ずいつか終わるから。」

 

それだけ言うと、またすぐに

 

はーい!ただいまお伺いいたしまーす!

と、声をはりあげ客席の方にスタスタ戻っていってしまったのですが

 

そのとき、なぜだか妙にしみたのを覚えています。

 

たしかに。

 

いっこいっこやっていけば、必ずいつかは終わる、と。

 

当たり前のことだけど、何だかそれは

あらゆる物事の根幹に、あるもののような気もしました・・・

 

 

ひとつ、またひとつ。

 

終りが見えなくても、とりあえず一個一個、もくもくと手を動かしていくと

気づくと目の前には、一列だけ作業の終わった本棚がありました 。

 

ふと背伸びをして、遠くの方に目をやると

同じように黙々と作業をしているスタッフの姿も見えます。

 

一個一個なんだな、みんなも。

 

いっこいっこ、丁寧に、できることをやっていく。

 

それぞれに・・・でも、協力しながら。

 

そんなことを思った一日でした^ ^

 

東京書房では、大学のような

 

一般家庭とは比べ物にならない量の本を所蔵している施設への買取も

 

行っておりますので、ぜひお気軽にお電話くださいませ。

 

 

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