会社概要

東京書房 店主 和田

昭和46年11月生まれ。創業77年を迎える老舗書店「東京書房」の三代目店主。初代は祖父にあたり、幼少期から書物に囲まれて育つ。

古書業界での経験は30年以上に及び、専門書や学術書、サブカルチャー関連書籍の買取を中心に幅広いジャンルを手掛ける。
これまでに担当した買取は数十万件を超え、全国の大学・研究機関・個人コレクターから厚い信頼を得ている。
年間の出張買取は約1,000件、東京書房全体では年間2,000軒以上にのぼる。店頭買取や宅配査定を含めると、年間で取り扱う書籍は1万冊を超える。

また、東京古書組合および全国古書籍商組合連合会での活動経験も豊富。
全国古書籍商組合連合会広報部部長、東京古書組合理事・広報部部長を歴任し、さらに東京都古書籍商業協同組合南部支部では副支部長・事業部長・文化厚生部部長などを務めるなど、古本業界の発展と健全な流通体制の維持に尽力してきた。

「本を捨てず、次の世代へつなぐ」を信条に、専門書やサブカルチャー本を未来へ橋渡しすることを使命としている。
地域に根ざしながら全国の書籍買取に対応し、東京書房の理念の中心には常に和田のこの想いが息づいている。

東京書房の公式YouTubeチャンネルでは、店主自らが登場し、出張買取や宅配買取の流れ、査定の考え方などを丁寧に解説している。
これまでに東京書房から独立した古本屋は10名にのぼり、
にわとり文庫・東京くりから堂・文月書房・尾花屋・翠ブックス・きたむら書店・しろくま堂（神奈川県）・おおさか書房（大阪府）・古書アンティーク月あかり（鹿児島県）・ふるほん点点（神奈川県）
など、全国各地で活躍中。後進の育成にも力を注ぎ、次世代の古本屋を育て続けている。