静岡県三島市で国文学専門書5000冊を査定訪問
先日、静岡県三島市へ行ってきました。国文学関係の専門書を見せていただくためです。電話でお話を聞いた時点でかなりの量があるとは思っていましたが、実際に見てみると想像以上でした。
お宅に着いてご挨拶して、蔵書のあるお部屋へ。扉を開けると、部屋中に専門書がぎっしり。国文学、古典文学、日本文学史、万葉集の研究書、源氏物語関連、中世や近世の文学論など、本格的な学術書ばかりです。
依頼してくださったのは、長年大学で研究をされていた方。研究人生の中で集められた貴重な資料たちです。一冊ずつ手に取って、状態や内容をチェックしていきます。書き込みがあるか、いつ発行されたか、どこの出版社か、珍しいものかどうか。そういったことを確認しながら、全体像を掴んでいく感じですね。
今回確認した冊数は約5000冊。これだけの専門書が一箇所にまとまっているのは、なかなか見られる光景ではありません。学術書って一般の書籍とは違って、読む人が限られる分、ちゃんと評価することが大切なんです。次の研究者の方に使ってもらえるように、しっかり引き継ぎたいなと思っています。
下見が終わって、せっかく三島まで来たので三島大社に寄ってみました。伊豆国一宮として昔から信仰されている由緒ある神社です。境内に入ると、樹齢何百年もの立派な金木犀の御神木が出迎えてくれました。
参道を歩いていると、歴史の深さをひしひしと感じます。源頼朝が源氏再興を祈ったという話もあって、武将たちからも大切にされてきた場所なんですよね。本殿の前で手を合わせて、今回のご依頼がうまくいきますようにとお祈りしました。
大量の蔵書を整理するのって、ご家族だけではかなり大変な作業です。特に専門書となると、どれくらいの価値があるのか判断しづらいですよね。当店では専門性の高い分野の書籍についても、長年の経験と知識で適切に見させていただいています。
お部屋の状況や冊数に関係なく、まずは気軽に相談してください。今回みたいに遠方でも対応できますので。連絡お待ちしています。
FAQ
Q1: こんなに大量の専門書でも、本当に全部引き取ってもらえるんですか?
A: はい、大丈夫です!5,000冊という数でも、内容や状態をしっかり確認した上で、喜んで買取致します。できれば事前に、お電話にてご相談頂くか、本のジャンルやだいたいの冊数、そして写真を送ってもらえると、助かります!
Q2: 家まで来てもらう時、何か準備しておくことはありますか?
A: ダンボールに詰めたりなどの特別な準備は必要ありません。本が棚からスムーズに出せる状態になっていれば、作業や査定がテキパキ進みます。ホコリを払ったりする手間は不要です。そのままの状態で結構ですよ。
Q3: 本を売る(引き取ってもらう)のに、交通費とかかかったりしますか?
A: ご安心ください。出張費や運搬費など、お客様に費用をいただくことは一切ありません。本の確認から、運び出し、運搬まで、すべて私たちが担当しますので、ご心配なく。
Q4. 国文学以外でも整理をお願いできますか?
A4. 歴史・思想・芸術など幅広いジャンルに対応しています。
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杉並区遺品整理5000冊下見対応。東京書房の実績報告
先日、東京書房では杉並区のお客様宅へ下見に伺いました。遺品整理に伴うご依頼で、約5000冊という大量の書籍を拝見させていただきました。
下見では実際に現地で蔵書の状況を確認し、おおよその金額をお伝えします。今回のケースでは、お客様から「値段が付かない本も一緒に引き取ってほしい」というご要望をいただきました。遺品整理では、価値のある書籍とそうでない書籍が混在していることが多く、すべてを一度に処分したいというニーズは非常に多いものです。
東京書房では、価格をつけられない書籍についても無料で引き取りを行っています。百科事典や古い雑誌、状態の良くない書籍なども含めて対応できますので、お客様は分別の手間なく整理を進めることができます。今回も保証額を提示したところ、ご納得いただけました。下見時に具体的な金額をお伝えすることで、お客様も安心してご依頼いただけます。
杉並区での下見サービスは1000冊以上から対応しています。大量の蔵書がある場合、実際に見てみなければ正確な判断が難しいケースも多いため、下見サービスは非常に有効です。一方、通常の訪問サービスは100冊以上から対応可能です。下見なしでも、お電話やメールでジャンルや状態をお聞きした上で、適切な対応を心がけています。
どちらの場合も出張費は無料です。遠方の場合や少ない冊数でも、条件によっては柔軟に対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。お客様の状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。
下見が終わった帰り道、天沼熊野神社に立ち寄りました。杉並区天沼に鎮座するこの神社は、地域の方々に親しまれている静かな神社です。創建は古く、地域の歴史とともに歩んできた由緒ある場所として知られています。境内は木々に囲まれ、都会の喧騒を忘れさせる落ち着いた雰囲気がありました。
写真は天沼熊野神社です。緑豊かで静謐な雰囲気が伝わるかと思います。杉並区にお住まいの方、あるいは訪れる機会がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
遺品整理は精神的にも体力的にも負担の大きい作業です。特に大量の書籍が残されている場合、どこから手をつければよいか分からず困惑されることも多いでしょう。東京書房では、そうしたお客様の負担を少しでも軽減できるよう、丁寧な対応を心がけています。
下見サービスを利用することで、事前に具体的な金額や作業内容を把握できます。不安を解消した上で、安心してご依頼いただけるのが下見の大きなメリットです。1000冊以上の蔵書がある場合は、ぜひ下見サービスをご利用ください。
100冊程度の場合でも、通常の訪問サービスで対応可能です。冊数に関わらず、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応を行っています。まずはお電話やメールでご相談いただければ、最適な方法をご提案いたします。
FAQ
Q1: 下見と通常訪問の違いは何ですか?
A1: 下見は1000冊以上から対応し、事前に現地で確認して保証額を提示します。通常訪問は100冊以上から対応可能です。
Q2: 値段がつかない本も引き取ってもらえますか?
A2: はい、無料で引き取ります。遺品整理では特に、まとめて処分したいニーズに対応しています。
Q3: 出張費はかかりますか?
A3: いいえ、出張費は無料です。下見も訪問も費用はかかりません。
Q4: 保証額とは何ですか?
A4: 下見時に提示する最低保証金額です。実際の作業時にこれを下回ることはありません。
Q5: 杉並区以外でも下見対応していますか?
A5: はい、エリアや冊数によって対応可能です。まずはご相談ください。
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年末年始休業案内です。12月25日~1月4日休業致します。
東京書房の年末年始営業についてご案内いたします。
休業期間
2025年12月25日~2026年1月4日(棚卸し期間含む)
通常営業時間
11時~19時(店頭買取受付18時まで)
年内最終営業日
12月24日
年始営業開始日
1月5日
休業期間中、電話対応はできません。メールでのお問い合わせは受付可能ですが、返信は1月5日以降となります。
年内に書籍整理をお考えの方は12月24日までにご来店またはご連絡ください。訪問サービスをご希望の場合も、休業期間を避けてご予約をお願いいたします。
棚卸し期間は在庫管理と店内整備のための重要な作業期間となります。お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
FAQ
Q1: 休業期間はいつからいつまでですか?
A1: 12月25日から1月4日まで休業いたします。
Q2: 休業中に連絡できますか?
A2: メール受付は可能ですが返信は1月5日以降です。電話対応はできません。
Q3: 店頭受付時間は?
A3: 通常営業11~19時、店頭買取受付は18時までです。
Q4: 年内最終日と年始開始日は?
A4: 年内は12月24日まで、年始は1月5日から営業開始です。
埼玉県志木市で学術書1000冊の出張下見|手数料無料
11月のこと。埼玉県志木市のお宅へ出張下見に伺いました。
ご連絡をいただいたのは、長年集めてこられた蔵書を整理したいとのご相談でした。
到着してみると、部屋いっぱいに並ぶ書籍の数々。哲学、歴史学、社会学など、学術書を中心とした蔵書は約1000冊ほど。どの本も丁寧に保管されており、持ち主の方の愛着が伝わってきます。一冊ずつ状態を確認しながら、ジャンルや年代を確認していきました。専門書は需要が高く、特に状態の良いものは多くの読者に届けられる可能性があります。
下見を終えた後、近くの敷島神社に。柳瀬川沿いの静かな住宅地に佇む敷島神社は、地元では「しきしまさま」として親しまれている神社です。創建は古く、かつてこの地域を治めていた領主が祀ったのが始まりとされています。
日々の仕事への感謝と、これからもご縁をいただいた蔵書を大切に次へつなげていけるようにと手を合わせました。
当店では埼玉県内での出張対応を行っております。下見とお見積もりのご相談は1000冊以上から、下見無しのご依頼は100冊から承ります。訪問時の手数料や出張費は一切いただいておりません。ご自宅での査定も無料です。
重い書籍を運ぶ手間もなく、ご自宅でゆっくりと本が売れるのが出張サービスの利点です。蔵書の整理をお考えの方、まずはお気軽にご相談ください。お電話やメールでのお問い合わせをお待ちしております。
志木市での一日は、貴重な蔵書との出会いと、地域の歴史に触れる充実した時間となりました。こうした一つひとつのご縁を大切に、これからも丁寧な仕事を続けていきたいと思います。
FAQ
Q1: 埼玉県内のどの地域まで対応していますか?
A1: 埼玉県内全域に対応しております。志木市をはじめ、さいたま市、川越市、所沢市など、幅広いエリアへ伺います。詳しい対応地域についてはお問い合わせください。
Q2: 下見と実際の引き取りでは冊数の条件が違うのですか?
A2: はい。下見とお見積もりのご相談は1000冊以上からとさせていただいております。下見無しの出張買取は100冊から対応です。冊数が不明な場合もお気軽にご相談ください。
Q3: 出張時に費用はかかりますか?
A3: 出張費、手数料、査定料はすべて無料です。ご自宅まで伺い、その場で丁寧に査定いたします。料金が発生することはございませんのでご安心ください。
Q4: 学術書以外のジャンルも対応していますか?
A4: もちろんです。サブカルチャー、歴史、美術、専門書、バーコード無し漫画など、さまざまなジャンルを取り扱っております。専門書から一般書まで幅広く対応いたしますので、どのようなジャンルでもご相談ください。
Q5: 下見から実際の引き取りまでどのくらいの期間がかかりますか?
A5: ご希望に応じて柔軟に対応しております。お客様のご都合に合わせて日程調整し承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。
麻布大学5000冊対応事例。東京書房の実績
先日、店主は相模原市にある麻布大学へ、蔵書整理の下見として伺う機会がありました。
担当者の方から伺ったお話では、蔵書の規模が想定以上に大きく、いくつかの業者に相談したものの対応が難しいと断られ続けていたそうです。
そうした中で、大学との取引実績が多い当店を選んでいただきました。
現場に到着して確認したところ、冊数は約5000冊。獣医学、動物科学、生命環境科学といった専門性の高い分野が中心となっており、一般的な書籍とは異なる案件でした。
下見でまず行ったのは、書籍の状態確認です。大学で管理されていた書籍には、管理用のラベルや蔵書印が付いているものが多く、それらをひとつずつ確認しながら記録していきます。
次に、搬出作業の具体的な流れをご説明しました。5000冊という量は、計画なしに運び出せる規模ではありません。建物内の配置、階段やエレベーターの有無、トラックの停車位置など、現地の状況を細かく把握したうえで、最適な搬出ルートを設計します。必要なスタッフの人数、作業にかかる日数についても、具体的な数字を示しながら丁寧にお伝えしました。
大学という組織からの依頼では、除籍証明証や受領書などの書類手続きも欠かせません。これまで多くの大学案件を手がけてきた経験があるため、必要な書類の種類や提出タイミング、押印が必要な箇所など、スムーズに進められるよう事前に整理してご案内しています。担当者の方にとっても、手続き面での不安が解消されることは大きな安心材料となります。
東京書房では、これまで数々の大学や研究機関と取引を重ね、専門書や学術書の扱いに関する豊富な知識と経験を培ってきました。大量の蔵書でお困りの方、他で断られてしまった方も、どうぞ遠慮なくご相談ください。現地での下見から最後の搬出まで、責任を持って対応いたします。
大学図書館や大学研究室の専門書や研究書の買取のご案内はこちら
FAQ
Q1. 大学の蔵書整理でも相談できますか?
A1. 冊数が多くても現地で確認を行い、状態などを踏まえて整理方法を案内します。
Q2. 下見ではどのような確認をしますか?
A2. 冊数、ラベル、印、書棚の状態、搬出動線、必要書類などを確認します。
Q3. 書類や手続きは必要ですか?
A3. 除籍証明など大学特有の手続きが必要です。事前に案内します。
Q4. 公費購入書籍と私費購入書籍とでは買取の取り扱いは違いますか?
A4. 違います。公費購入書籍を売却する場合には、必ず除籍証明証が必要です。私費購入書籍の場合は
除籍証明証は必用ありません。
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北里大学14000冊対応事例。東京書房の実績
先日、店主は相模原市にある北里大学から依頼を受け、店主が現地へ足を運びました。
お話を伺うと、蔵書の量が膨大で複数の業者に断られてしまい、
大学での実績が豊富な当店にお声がけいただいたとのことでした。
現地で確認した冊数は約14000冊。一般的な家庭の書棚とは比較にならない規模です。こうした大量案件では、単に引き取るだけでなく、事前の綿密な計画が必要となります。
まず取り組んだのは、一冊一冊のコンディション確認作業です。大学図書館や研究室の蔵書には、管理用のラベルや印が押されているケースが多く、それらの有無を丁寧にチェックしていきます。専門分野が中心となるため、ジャンルごとの確認を致しました。
次に、実際の搬出作業についてご説明しました。14000冊を運び出すには、適切な人員配置と車両の手配が不可欠です。建物の構造や搬出経路も確認し、効率よく安全に作業を進めるための段取りを組み立てます。作業日数や必要な人員についても、具体的な数字を示しながらお伝えしました。
大学という組織との取引では、書類関係の整備も重要なポイントです。引き渡し時の確認項目、除籍証明証の発行方法など、手続き面での不安を解消するため、丁寧に説明を重ねました。
過去の大学案件で培ったノウハウがあるからこそ、スムーズな対応が可能になります。
大規模な蔵書整理は、経験と信頼が何より大切です。東京書房では、これまで数多くの大学や研究機関からご依頼をいただき、確かな実績を積み重ねてきました。量が多くて困っている、専門的な内容で不安がある、そんな方こそお気軽にご相談ください。現地での下見から丁寧にサポートいたします。
FAQ
Q1: なぜ東京書房が選ばれたのですか?
A: 大学や研究機関での実績が豊富で、大量案件にも確実に対応できるためです。過去の経験から信頼していただきました。
Q2: 大学特有の手続きにも対応できますか?
A: はい、契約書作成から領収書発行まで、大学組織との取引に必要な書類手続きを熟知しています。
Q3: 搬出作業はどのように進めますか?
A: 建物構造や搬出経路を確認し、必要な人員と車両を手配します。安全かつ効率的な作業計画をご提案します。
Q4: 他店で断られた案件でも相談できますか?
A: もちろんです。量が多い、バーコードやISBN番号が無いなどの
理由で断られた案件こそ、当店の実績が活きます。
Q5;他店の出張買取で残されてしまった本の回収は対応しますか?
A:申し訳ございません。原則、他店の出張買取で残った本の回収は対応しておりません。
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港区で書道書1000冊の相見積!書道具も対応・出張費無料
東京都港区のお客様より、書道関連の書籍と道具についてご相談をいただきました。相見積を希望されているとのことで、出張費無料で訪問させていただきました。
到着すると、お部屋には書道書が約1000冊。古典の法帖から現代の書道技法書、書家の作品集まで、専門性の高いラインナップが並んでいます。書道の世界は奥深く、一冊一冊が持つ価値も様々です。特に古い時代の拓本や限定出版された作品集などは、状態や希少性によって評価が大きく変わります。
書籍だけでなく、硯や筆、印材などの書道具も複数お持ちでした。書道具は書籍とは異なる専門知識が必要ですが、当店では長年の経験を活かして適切な評価をさせていただいています。硯ひとつとっても、石の産地や彫りの精緻さ、使用感などを総合的に判断する必要があります。
お客様は既に他社様からも見積もりを取られていたそうです。内容を丁寧に確認させていただき、当店の見積額をご提示したところ、「他のところより高い金額を出してもらえた」とお喜びいただきました。
その場でご依頼を決めていただき、後日あらためて伺うことになりました。相見積で選んでいただけたことは、店主として大変嬉しく思います。お客様に納得していただける金額を提示できるよう、日々研鑽を積んでいる甲斐がありました。
下見を終えた後、近くの西久保八幡神社に立ち寄りました。住宅街の中に静かに佇むこの神社は、地域の方々に親しまれている場所です。今回のような良いご縁をいただけたことに感謝し、手を合わせてきました。
書道関連の書籍や道具の処分をお考えの方、相見積を希望される方も、どうぞお気軽にご連絡ください。専門知識を持つスタッフが責任を持って対応いたします。
FAQ
Q1: 相見積での依頼は可能ですか?
A: はい、大歓迎です。複数の業者を比較されることは当然のことですので、お気軽にご依頼ください。誠実な対応を心がけています。
Q2: 書道具も一緒に見てもらえますか?
A: はい、書道具も対応しております。硯、筆、印材など、書道関連の道具も書籍と合わせて拝見いたします。
Q3: 出張費はかかりますか?
A: 出張費は無料です。港区をはじめ、東京都内や近郊エリアへ伺います。
Q4: どのような書道書を扱っていますか?
A: 古典の法帖から現代の技法書、書家の作品集まで幅広く対応しています。専門性の高い書籍も適切に評価いたします。
Q5: 他社より高い金額で対応してもらえる理由は?
A:。長年の経験と知識、古書組合の市場で経営員、役員としての経験を活かして対応しています。
Q6: 見積もり後、すぐに決めなくても大丈夫ですか?
A: もちろんです。じっくりご検討いただいた上でご判断ください。無理な勧誘は一切いたしません。
野田市でトキワ荘時代の漫画雑誌1000冊下見。黎明期コミックの買取
千葉県野田市のお客様から、サブカルチャー関連書籍についてご相談をいただきました。特にバーコードの付いていない古いコミックや劇画雑誌を中心とした約1000冊のコレクションです。
到着してすぐに目に飛び込んできたのは、1950年代から1960年代初頭にかけての貴重な漫画雑誌の数々でした。『漫画少年』『少年画報』『ぼくら』『少年』といった、日本の漫画史において重要な位置を占める雑誌が丁寧に保管されています。これらはトキワ荘時代の漫画家たちが活躍した舞台そのものです。
トキワ荘といえば、手塚治虫、寺田ヒロオ、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫といった伝説的な漫画家たちが共同生活を送り、切磋琢磨した場所として知られています。赤本から月刊・週刊のストーリー漫画誌へと移行していく日本漫画の黎明期・発展期を支えた彼らの作品が、お客様のコレクションには多数含まれていました。
確認していくと、当時の紙質や印刷技術の特徴がよく分かります。経年による変色や傷みはあるものの、60年以上前の雑誌がこうして残っていること自体が奇跡的です。『週刊少年マガジン』や『週刊少年サンデー』が創刊された1959年前後の号も複数あり、日本の週刊漫画誌の歴史を物語る資料としても価値があります。
お客様にお話を伺うと、当店が近年の人気コミックには対応していないことをご存じでした。『呪術廻戦』『チェンソーマン』『怪獣8号』『推しの子』『SPY×FAMILY』『ブルーロック』『薬屋のひとりごと』『ハニーレモンソーダ』といった現代の人気作品は、申し訳ありませんが当店では対応が難しいジャンルです。しかし、バーコードの無い時代の作品、特にトキワ荘時代の漫画家が活躍した雑誌については、専門的な知識を持っています。
少女漫画雑誌も充実していました。『りぼん』『なかよし』『週刊少女コミック』『少女フレンド』『花とゆめ』など、いがらしゆみこをはじめとする当時の少女漫画家たちの作品が掲載された号が並んでいます。少女漫画の世界も、この時代に大きな発展を遂げました。
下見を終えた後、野田市の愛宕神社を訪れました。この神社は防火の神として知られる愛宕権現を祀る神社で、全国各地にある愛宕神社の一つです。境内は静かで、地域の方々に親しまれている雰囲気が感じられます。火の神様として古くから信仰を集めてきた愛宕神社は、商売繁盛や家内安全の御利益もあるとされています。今回のような貴重な資料との出会いに感謝し、また今後の仕事の安全を祈願してきました。
トキワ荘時代の漫画雑誌やバーコード無しのコミックをお持ちの方は、ぜひご相談ください。日本漫画史における貴重な資料を、適切に評価いたします。
FAQ
Q1: 近年の人気コミックは対応していないのですか?
A: 申し訳ございません。『呪術廻戦』『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』など近年のバーコード付き人気作品は対応が難しいです。バーコード無し時代の作品が得意分野です。
Q2: トキワ荘時代の漫画雑誌とは具体的にどのようなものですか?
A: 1950年代から1960年代初頭の『漫画少年』『少年画報』『ぼくら』など、手塚治虫や赤塚不二夫らが活躍した時代の雑誌です。日本漫画の黎明期・発展期の資料として価値があります。
Q3: バーコードの有無で対応が変わる理由は?
A: 当店は古い時代の漫画雑誌に特化した専門的な知識を持っています。近年の作品とは流通経路や評価方法が異なるため、得意分野を明確にしています。
Q4: 少女漫画雑誌も対応していますか?
A: はい、『りぼん』『なかよし』『花とゆめ』など、いがらしゆみこ時代の少女漫画雑誌も対応しております。
Q5: 劇画雑誌も見てもらえますか?
A: はい、バーコード無し時代の劇画雑誌も対応しています。サブカルチャー関連の資料として適切に評価いたします。
Q6: 古い漫画雑誌は状態が悪くても大丈夫ですか?
A: 経年による変色や傷みがあっても、内容や希少性によって評価できる場合があります。まずはご相談ください。
武道書1500冊の出張買取前の下見報告|目黒区
目黒区で武道書コレクション下見のご相談
先日、目黒区にお住まいのお客様より「武道関係の書籍を整理したい」とのご相談をいただき、正式なご依頼に先立って、事前の下見にお伺いしました。
ご相談内容と下見の目的
お客様のご要望は主に以下の3点でした:
- 書籍にどの程度の価値があるのか知りたい
- 専門書として扱える内容か確認してほしい
- 冊数が多い場合の作業工程や手間を事前に把握したい
これらにお応えするため、実際に現地へ伺い、書棚の構造や蔵書の状態を確認しました。
今回のコレクションは、およそ1500冊の武道関連書籍。思想、歴史、身体技法、流派解説、研究記録、稽古書など、多岐にわたる分野に細分化されていました。
時期や編集者によって分類方法や巻構成も異なるため、現場では手に取り、巻数や版の違い、補巻の有無まで丁寧に確認しました。
こうした情報は、後の分類や作業工程に大きく影響するため、下見段階での精密な確認が非常に重要です。
今回の現地確認では、部屋の構造や棚の配置、作業導線をしっかり把握し、安全かつ効率的な作業の見通しを立てました。
お客様から「おおよその金額を知りたい」とのご要望もありました。そこで、書籍の年代や内容、保存状態、付録の有無などから傾向を読み取り、あくまで目安としての金額をご説明。
正式な依頼を前提とせずとも、安心してご検討いただけるよう努めております。
よくある誤解として「正式に依頼しなければ詳しい話は聞けないのでは」といったご不安もありますが、東京書房ではご依頼前の段階から、ひとつずつ丁寧に不明点を解消することを大切にしています。
今回の蔵書は、研究目的で集められた専門性の高い資料が中心で、多くの冊子に帯・付録・資料集が揃っており、保存状態も非常に良好でした。そのため、全体的な方向性を把握しやすく、作業プランの立案もスムーズに進みました。
写真は、東京書房の創業地・自由が丘駅南口で撮影したものです。目黒区での下見後、懐かしの地を訪れ撮影しました。
よくあるご質問
Q1. 下見だけでも依頼できますか?
A1. はい。冊数や内容を事前に把握したい方には、下見のみのご相談も承っております。
東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県は1000冊以上から対応です。下見無しの通常の買取は100冊以上からお伺いしております。そのほかの地域はご相談ください。
Q2. 下見では何を確認するのですか?
A2. 冊数、ジャンル、保存状態、室内の動線など、作業に必要な情報を一通り確認します。
Q3. 金額の目安はその場で分かりますか?
A3. 正確な金額ではありませんが、蔵書の傾向からおおよその金額の目安をご説明します。
おわりに
東京書房では、今回のような「まずは様子を見てほしい」「専門書が多くて不安」という方からのご相談が増えています。
経験豊富なスタッフが、一冊ずつ丁寧に確認しながら、お客様に寄り添った対応を心がけております。
書籍の内容や構成に応じて柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
西洋史専門書3000冊の下見実施。東京書房の訪問買取基準
先日、店主が豊島区のお客様のもとへ、西洋史関係の専門書と学術書の下見にお伺いしました。
西洋史専門書3000冊の下見
今回の下見対象は約3000冊という大規模なコレクションです。西洋史の専門書や学術書は、古代ローマからヨーロッパ近現代史まで、時代や地域によって専門性が細分化されています。店主が直接現地に赴き、内容や状態を確認することで、適切な評価と作業計画を立てることができます。
当店の訪問基準について
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県では、約1000冊以上の書籍をお持ちの場合、店主もしくはスタッフによる下見対応が可能です。大量の書籍、特に専門書や学術書の場合は、事前に物量を確認することで当日の作業がスムーズに進みます。
通常の訪問対応については、他店よりも規定のハードルを低く設定しており、関東1都3県であれば100冊以上から対応しています。これは業界内でも利用しやすい基準として、多くのお客様にご活用いただいています。
全国どこへでも訪問可能
当店の訪問サービスは全国対応です。遠方の場合は冊数やジャンルによって対応可能かを判断させていただきますので、まずはお電話でご相談ください。専門書や学術書・サブカルチャーなど、内容によっては柔軟に対応いたします。
下見後の大塚天祖神社参拝
下見を終えた後、店主は豊島区の大塚天祖神社に立ち寄りました。大塚天祖神社は地域で古くから信仰を集める神社で、静かな境内は都会の喧騒を忘れさせてくれます。商売繁盛や家内安全のご利益があるとされ、地元の方々に親しまれています。下見や訪問の合間に、こうした地域の名所に触れることも、この仕事の楽しみの一つです。
掲載している写真は大塚天祖神社です。西洋史をはじめとする専門分野の書籍、大量の蔵書整理をお考えの方は、お気軽にお問合せください。
FAQ
Q1: 下見に来てもらうには何冊必要ですか?
A: 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県であれば、約1000冊以上で店主による下見対応が可能です。
Q2: 通常の訪問は何冊から対応していますか?
A: 関東1都3県は100冊以上から対応しています。他店よりも利用しやすい基準を設定しています。
Q3: 遠方でも対応してもらえますか?
A: はい。全国対応しています。冊数やジャンルによって判断しますので、まずはご相談ください。
Q4: 専門書が多い場合、下見は必要ですか?
A: 3000冊のような大量案件や専門性の高い内容の場合、下見をおすすめします。適切な評価と作業計画が立てられます。
Q5: 西洋史以外の専門書も対応していますか?
A: はい。あらゆる分野の専門書、学術書に対応しています。ご相談ください。
京都府宇治市での古本出張買取下見のご報告
京都府宇治市にて江戸期の本の買取下見を行いました。
今回のご依頼は、東京書房のホームページをご覧いただいたお客様からの直接のご連絡でした。「正確な冊数は分からないが、江戸期の本がダンボールで50箱ほどあるので一度見てほしい」とのご相談を受け、現地に伺いました。このような形で弊社サイトを通じてご連絡をいただけることは、私たちにとって決して“当然”ではなく、ひとつひとつのご縁に深く感謝しております。
■ 下見内容
江戸期の本は、一冊ごとに装丁や紙質、筆跡、印刷技法が異なり、時代の記録としての価値が高いものです。
現地では、和本を中心にさまざまなジャンルの資料が確認されました。名所図会など、多岐にわたる内容が見られ、長年大切に保管されてきた蔵書であることが伝わってきました。お客様とお話しする中で、「先代が集めていたもので、整理しようかどうか迷っていた」とのこと。「でも、東京書房さんのホームページを見て、お願いしてみようと思った」とおっしゃってくださり、このお言葉に心が温かくなりました。
京都での日帰り一日
早朝に新横浜からのぞみに乗り、京都へ向かいました。京都駅に到着後、宇治市内へ移動し、蔵書の確認を行いました。帰路の前に、京都駅近くにある馴染みのラーメン店へ立ち寄る予定でしたが、いつも以上の大行列ができており、残念ながら今回は断念。次回の訪問時には、再挑戦したいと思います。
FAQ
Q1. 京都府でも出張費はかかりますか?
A1. かかりません。東京書房の出張費は全国無料です。
Q2. 冊数が多くても見に来てもらえますか?
A2. はい。内容に応じて下見に伺います。
Q3. 江戸期など古い時代の本でも対応可能ですか?
A3. はい。江戸期・明治期・戦前期の和本や資料も丁寧に拝見しております。
Q4. どのように依頼すれば良いですか?
A4. お電話または弊社ホームページの問い合わせフォームからご連絡ください。内容を確認のうえ日程を調整いたします。
Q5. 本以外に関連資料も見てもらえますか?
A5. はい。掛け軸・木版画・古地図・古い文書なども一緒に査定対象として拝見いたします。
今回の京都府宇治市での下見は、江戸期の本を中心とした約50箱分の蔵書整理のご相談でした。東京書房では、こうした歴史資料としての価値を持つ書籍も、一冊ずつ丁寧に拝見しております。ホームページをご覧になってご連絡をくださる方が増え、その“ご縁”に心から感謝しております。どの地域からのご相談でも、出張費・査定料は無料です。
蔵書整理や書庫の片付けをご検討の際は、ぜひ東京書房へご相談ください。
鷲神社で祈祷と熊手購入。二の酉の伝統を大切に
今年も恒例となっている行事として、スタッフ8名で浅草の鷲神社を訪れました。
二の酉の日は境内が多くの参拝者で賑わい、独特の活気に包まれています。私たちは拝殿に上がらせていただき、正式に祈祷を受けることができました。
毎年続けているこの習慣が、チーム全体にとって大切な節目となっています。
祈祷では一年間の感謝を伝えるとともに、これからの商売繁盛と安全を願いました。神職の方々による厳かな儀式を通じて、日常では得られない清々しい気持ちになります。
スタッフ一同、気持ちを引き締め、お客様へより良いサービスを提供していく決意を新たにしました。
祈祷後は、毎年足を運んでいる奥戸の鈴木さんのもとへ。こちらでは長年にわたってお世話になっており、今回も新しい熊手を購入させていただきました。
鈴木さんは熊手に込められた意味や縁起について、いつも丁寧に教えてくださいます。今年選んだ熊手は、昨年よりも少し大きめのもので、福をたくさん掻き込めるようにとの想いを込めました。
酉の市は江戸の昔から商人や職人が集う場所として知られ、現代でも多くの人々が訪れる伝統行事です。
境内には数多くの熊手店が軒を連ね、それぞれが工夫を凝らした飾りを展示しています。威勢の良い掛け声や手締めの音が響き渡る中、私たちも一年の締めくくりとして心を込めて熊手を選びました。
購入した熊手は店舗の目立つ場所に飾り、日々お客様をお迎えする際の縁起物として活用しています。
こうした伝統を大切にしながら、地域の皆様との繋がりを深めていきたいと考えています。
これからも変わらず、お客様に信頼していただけるサービスを提供し続けることが私たちの使命です。
伝統行事を通じて培った感謝の気持ちを忘れず、一件一件のご依頼に誠実に向き合ってまいります。
よくある質問
- 古本の出張買取の対応エリアはどこまでですか?
- 都内近郊をはじめ、全国に対応しております。詳しくはお問い合わせください。
- どのくらいの量から出張対応可能ですか?
- 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は100冊以上からと少量で、1都3県以外は約2000冊から対応しております。まずはご相談ください。
- 査定は事前に分かりますか?
- お売り頂けるご書籍の写真をメールでお送り頂ければ、おおよその査定目安をお伝えできます。
- 土日祝日も営業していますか?
- 営業日につきましては、お電話またはウェブサイトでご確認ください。
- 店舗への持ち込みは可能ですか?
- はい、店頭でのご対応も承っております。
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港区で鉄道趣味書を中心とした出張買取の事前下見
東京書房では、専門性のあるジャンルの整理依頼を数多くいただきます。
先日は、店長が 港区 のご自宅へ、鉄道関連の大規模な蔵書の下見に伺いました。鉄道をテーマとした本は、発行年代や資料性の高さによって価値が変わることが多く、一つひとつ内容を確認しながら進める必要があります。
今回の棚には、鉄道写真集、古い時刻表、硬券切符のコレクション、自身で撮影した特急列車のプリントなどがまとまっており、全体で 約1500冊 に及ぶ内容でした。冊数が多いだけでなく、テーマごとに分類がはっきりしていたため、保存状態や内容の幅を確認しながら丁寧に見ていきました。
依頼主の方は、複数の古本店へ見積もりを依頼していたとのことですが、最終的に東京書房の提示がもっとも評価が高かったとの理由で正式なご依頼をいただきました。当店では、鉄道模型・鉄道史・時刻表関連資料といった専門分野も対応しており、地域性や年代によって特性が異なる資料でも、現実的な扱い方をご案内しています。
下見を終えた後、店長は東京ミッドタウンに立ち寄り、昼間のクリスマスツリーを撮影しました。今回の記事に掲載している写真は、その際にスタッフが撮影した一枚で、依頼先からの帰路で目にした季節の風景を記録したものです。こうした写真は、日々の現場の合間に見える街の変化として、SNSでも紹介しています。
東京書房の出張型の蔵書整理では、本を売る予定が固まっていない段階でも下見の依頼が多く寄せられています。特に鉄道・乗り物・ミリタリーといった趣味分野は、冊数が少なくても価値がまとまっているケースが多く、内容によっては長距離でも訪問可能です。
正式依頼となった今回の案件は、後日、日程を調整し、出張買取を行います。量が多い場合は複数名のスタッフで対応し、棚の構成を保ちながら運び出すことを心掛けています。
専門ジャンルの整理を考えているが、どこから手を付けて良いか迷っているという方は、テーマをお知らせいただくだけでもご提案できます。専門書・趣味書どちらにも柔軟に対応していますので、お気軽にご相談ください。
FAQ
Q1. 鉄道関係の資料も対応できますか?
A1. 写真集・時刻表・切符類など幅広く対応しています。
Q2. 下見だけでも依頼できますか?
A2. 内容確認を目的とした下見のみの依頼も可能です。
Q3. 冊数が多くなくても来てもらえますか?
A3. 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県はお売り頂く予定の冊数が約1000冊上から対応しています。
通常の出張訪問買取は100冊以上からと他店より低いハードルでご案内しております。
Q4. 他店の見積もりと比較しても良いですか?
A4. 問題ありません。比較した上でご判断ください。
Q5. クリスマスツリー写真はどこで撮影したものですか?
A5. 下見帰りに立ち寄った東京ミッドタウンでスタッフが撮影したものです。
港区でのキリスト教専門書買取事例。学術書、バーコード無しの古書も対応
先日は、東京都港区にて、あるお客様の哲学書のコレクションに関する事前のご相談を承りました。お客様は、このたびお仕事の関係で京都へお引越しされることになり、長年大切にされてきた約2,000冊の蔵書を整理される必要が生じたとのことでした。
蔵書は、古代ギリシャ哲学から現代思想に至るまで、幅広い分野を網羅しており、中には出版時期が古くバーコードが無い古書から、書店に並ぶバーコード付きの最新刊まで、多様な書籍が含まれていました。こうした専門性の高い蔵書は、その価値を正しく判断するために、知識と経験が必要です。
蔵書整理における安心の「事前見積もり」
私たちのサービスでは、お客様に安心して次のステップに進んでいただくため、実際の運び出しの前に、書籍の種類や量、状態を把握し、事前に書籍のお引き取り価格をご提示する「事前見積もり」に対応しております。
事前のご提示額にご納得いただけたことで、正式な出張によるお引き取りの運びとなりました。お客様からは、「相見積もりや事前のご相談も歓迎」という当店の姿勢が、大きな安心に繋がったとのお言葉をいただきました。お客様の大切な書籍をお預かりする上で、透明性と信頼性を最優先に考えております。
広範囲にわたる出張対応の基準
多くのお客様からのご質問が多かった、私たちの出張サービスが対応できる範囲についても、この場を借りてご説明いたします。
今回のお客様は京都へお引越しされますが、まとまった冊数(3,000冊以上)があれば、遠方への出張によるお引き取りも積極的に対応しております。
具体的な目安として、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県といった関東圏においては、事前のご相談・ご訪問を伴う見積もりは約1,000冊以上から無料で承っております。通常の出張による書籍の査定お引き取りは、100冊以上から受け付けております。その他の地域、または冊数につきましては、個別にご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。
下見後は愛宕神社に参拝いたしました。愛宕神社は、出世の石段で知られ、防火・防災の神様として信仰されています、港区での下見を無事に終えられたことへの感謝の参拝となりました。
書籍の整理は、お客様の人生の一区切りとなる大切な作業です。私たちは、単なる「モノの移動」ではなく、お客様の知識と情熱が詰まった「価値の循環」を実現したいと考えています。哲学書のように、その価値が専門的な知見によって大きく左右される蔵書こそ、専門業者にご相談いただくメリットがあります。知識の継承をお考えの際は、お気軽にご連絡ください。
FAQ
Q1: 事前のご相談はどのような方法で可能ですか?
A1: メールでのご相談を基本としております。また、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県であれば、約1,000冊以上のまとまった冊数から、出張でのご相談も無料で承ります。
Q2: 冊数が少なくても出張で来てもらえますか?
A2: 東京・千葉・神奈川・埼玉の通常の出張によるお引き取りは100冊以上から受け付けております。地域により異なりますので、まずはお気軽にご連絡ください。
Q3: バーコードの無い古い書籍でもお引き取りの対象ですか?
A3: はい、問題ありません。古い学術書や稀覯本など、バーコードのない書籍こそ、当店の専門知識を活かして適正に高評価いたします。
Q4: 遠方への出張は可能ですか?
A4: 蔵書全体の規模によりますが、たとえば京都など遠方への出張も、3000冊以上のまとまった書籍であれば対応しております。その他の地域もご相談ください。
去年の大井町イルミネーションを見返して 本好き査定スタッフが綴る冬の光の記録
本を読むように、光を見ることがある。
一瞬で通り過ぎてしまう街の灯りの中にも、
誰かの物語が潜んでいる気がして。
去年の冬、大井町の交差点で撮ったイルミネーションの写真を
スマホのアルバムで見つけた。
査定の帰りで、手にはまだ段ボールの匂いが残っていた頃。
風が冷たくて、指先が少し痛かったのに、
光だけはやけに柔らかく見えた。
【撮影場所:大井町】
街路樹にかかる小さな電球のひとつひとつが、
古い文庫本の活字みたいで、
その並びを見ていると、
誰かの記憶がそっと照らされていくような気がした。
たぶんそのとき、
「この瞬間を本の一節みたいに覚えておこう」と思って、
何も考えずにシャッターを切った。
本が好きでこの仕事をしているけれど、
買取の現場では“読むこと”よりも“見送ること”が多い。
お客様が手放す本をひと箱ずつ開けるたびに、
その人の人生の小さな章を覗いているような気がする。
どのページにも、少しの寂しさと、
それを超える優しさが書かれている。
だから私は、光を見ると本を思い出す。
イルミネーションは、誰かが過ごした時間を
静かに照らすための装丁のようなものだと思う。
その一瞬を見逃したくなくて、
今年もまた、夜道を歩くのが楽しみになっている。
去年の写真を見返すと、
忙しさの中にも確かにあった静かな時間を思い出す。
手放された本たちも、
いまはどこかで新しい読者の手の中にある。
灯りと同じように、
本も人の心の中でずっと光り続けるのだと信じている。
ページを閉じるようにスマホの画面をスリープにした。
外はもう夜。
風が少し強いけれど、
それもまた冬のはじまりの合図だ。
港区でスピリチュアル本2000冊相見積。出張見積で高評価
東京都港区のお客様から、スピリチュアルや精神世界に関する書籍についてご相談をいただきました。相見積を前提としたご依頼で、当店は実際に訪問して確認する形で対応させていただきました。
お部屋に入ると、約2000冊ものスピリチュアル関連書籍が整然と並んでいました。瞑想、ヨガ、チャネリング、ヒーリング、東洋思想、西洋神秘主義など、ジャンルは多岐にわたります。バーコードの付いていない書籍から、比較的最近出版されたバーコード付きの本まで、年代の幅も広いコレクションです。
スピリチュアル系の書籍は、時代によって内容も装丁も大きく変化しています。1970年代から80年代のニューエイジブームの頃の本は、今では入手困難なものも少なくありません。
お客様によると、他に2社からも見積もりを取られているとのこと。ただし、他社様はメールでの対応だったそうです。当店は直接訪問して実物を確認する方式を取っているため、書籍の状態や内容をより正確に把握できます。写真だけでは判断しきれない細かな傷みや、希少性の高い初版本などを見逃さずに評価できるのが強みです。
丁寧にお客様にご説明しながら見積額をご提示しました。結果として、「実際に見て判断してもらえたので安心できた」とのお言葉をいただき、当店にご依頼いただくことになりました。メールでの簡易的な見積もりではなく、出張での丁寧な対応が評価されたことを嬉しく思います。
下見を終えた後、港区にある乃木神社を訪れました。明治時代の軍人・乃木希典将軍とその夫人を祀るこの神社は、「勝利」と「学問」の神様として知られています。乃木将軍の誠実で勤勉な生き方は、多くの人々の尊敬を集めてきました。境内には樹齢100年を超える大木が立ち並び、都会の喧騒を忘れさせる静謐な空気が流れています。毎月恒例の骨董市でも有名な場所で、古いものを大切にする文化が根付いている場所です。良いご縁をいただけたことへの感謝と、今後の仕事への決意を込めて参拝してきました。
スピリチュアルや精神世界の書籍をお持ちで、処分をご検討中の方はぜひご連絡ください。出張での丁寧な確認と適正な評価をお約束します。
FAQ
Q1: 出張見積とメール見積の違いは何ですか?
A: 出張見積は実際に訪問して書籍の状態や内容を直接確認できるため、より正確な評価が可能です。写真では分からない細かな状態も把握できます。
Q2: スピリチュアル系の古い本でも対応できますか?
A: はい、バーコードの無い古い時代の書籍も対応しております。年代や希少性も含めて適切に評価いたします。
Q3: 相見積を取りたいのですが対応していますか?
A: もちろん対応しております。他社様と比較検討されることは自然なことですので、お気軽にご依頼ください。
Q4: どのようなスピリチュアル書籍を扱っていますか?
A: 瞑想、ヨガ、ヒーリング、チャネリング、東洋思想、西洋神秘主義など、幅広いジャンルに対応しています。
Q5: 出張見積の費用はかかりますか?
A: 出張費は無料です。東京都内や神奈川県・千葉県・埼玉県などの近郊エリアへ伺います。
Q6: なぜ出張での確認を重視しているのですか?
A: 書籍の状態や希少性は実物を見なければ正確に判断できません。お客様に納得いただける適正な評価のため、直接確認を大切にしています。
駒澤女子大学教授退職に伴う蔵書整理2000冊|2回目のご依頼
駒澤女子大学の教授からご連絡をいただき、研究室の蔵書整理についてご相談を受けました。実は今回が2回目のご依頼です。以前にも別の機会でお手伝いさせていただいたご縁があり、再度お声がけいただけたことを大変光栄に思います。
研究室に伺うと、壁一面に並ぶ書棚には約2000冊の学術書や専門書がぎっしりと詰まっていました。長年の研究生活で蓄積されてきた知の集積です。今回は退職を機に蔵書を整理されるとのことで、教授ご自身も感慨深げにお話しされていました。
研究室の書籍は、教授の専門分野を反映した内容が中心です。論文執筆や講義準備のために集められた資料、学会で入手された貴重な文献、海外から取り寄せた洋書など、一冊一冊に研究者としての歩みが刻まれています。背表紙を確認しながら、どのような研究テーマに取り組まれてきたのかが浮かび上がってきます。
2回目のご依頼ということで、当店の対応について信頼していただけていることを実感します。初回のご依頼時にも、専門書の価値を適切に評価し、丁寧に対応させていただいたことを覚えています。今回も同様に、一冊ずつ慎重に内容を確認しながら見積もりを進めました。
退職に伴う蔵書整理は、研究者にとって人生の大きな節目です。何十年もかけて築き上げてきたコレクションを手放すことは、簡単な決断ではありません。教授とお話しする中で、「これらの本が次の研究者や学生の役に立つなら嬉しい」というお言葉をいただきました。当店としても、こうした学術書を必要とする方々へつなぐ役割を果たせることに、大きな意義を感じています。
大学の研究室という環境で保管されてきた書籍は、比較的状態が良いものが多いのも特徴です。温度や湿度が管理された空間で大切に扱われてきたため、古い書籍でも良好なコンディションを保っているケースが少なくありません。今回も、発行年代の割には状態の良い書籍が多く見受けられました。
見積内容をご説明し、後日正式にご依頼いただくことになりました。2回目のご縁をいただけたことへの感謝と、教授の研究人生の一部を預からせていただく責任の重さを改めて感じながら、研究室を後にしました。
大学教授の退職に伴う蔵書整理、研究室の書籍処分をご検討中の方は、ぜひご相談ください。学術書や専門書の価値を理解し、適切に評価いたします。
FAQ
Q1: 大学の研究室への訪問は可能ですか?
A: はい、可能です。研究室や大学施設への訪問実績も多数ございます。事前にご相談ください。
Q2: 退職に伴う蔵書整理の相談はできますか?
A: はい、退職時の蔵書整理のご相談を多く承っております。人生の節目に寄り添いながら丁寧に対応いたします。
Q3: 2回目以降の依頼でも対応していただけますか?
A: もちろんです。リピートでのご依頼は大変ありがたく、引き続き同じ品質でサービスを提供させていただきます。
Q4: 学術書や専門書に特化した対応は可能ですか?
A: はい、学術書・専門書の評価には専門知識が必要ですが、当店では適切に対応できる体制を整えています。
Q5: 大量の書籍でも対応可能ですか?
A: はい、2000冊規模の案件も問題なく対応しております。冊数に関わらずご相談ください。
Q6: 見積もり後、どれくらいで正式依頼できますか?
A: お客様のご都合に合わせて柔軟に対応いたします。じっくりご検討いただいた上でご判断ください。
京都府八幡市での古本出張買取下見のご報告
先日、京都府八幡市へ約5,000冊の専門書の下見に伺いました。
今回のご依頼は、東京の某大学教授からのご紹介によるもので、長年にわたり収集された神社仏閣関係の専門書が中心の蔵書でした。学術的にも価値の高い書籍が多く、内容を丁寧に確認しながら、出張買取に向けた下見を行いました。
ご依頼の経緯は、以前、当店をご利用頂いた、教授から「京都の知人が本の整理を検討している」とのご紹介を受け、事前に内容をお伺いしたところ、神道・仏教・建築・文化財研究に関する書籍が多いとのこと。実際に拝見すると、宗教・文化関連の専門書として、学術資料としても高く評価できる内容でした。
教授からは「知人の大切な本だから、専門知識を持った方にお願いしたい」とのご希望をいただき、現地での下見を実施いたしました。
■ 石清水八幡宮への参拝
下見に伺う前に、石清水八幡宮へ参拝いたしました。京都府八幡市の象徴でもあるこの神社は、平安時代から続く由緒ある社であり、多くの文化財が守られています。参道を歩きながら、地域に根づく歴史と文化に改めて触れ、「本を通じてこの土地の学問や信仰の流れを次の世代へ残したい」という気持ちがより強まりました。
■ 最近の京都府でのご依頼について
近年、大変ありがたいことに、京都府からの買取・下見依頼が増えています。特に神社仏閣・建築・美術史・民俗学など。京都らしい学問分野の蔵書の買取を希望される方が多い印象です。東京書房では、こうした専門的な分野にも対応できるよう、経験豊富なスタッフが丁寧に拝見しております。もちろん、出張費は全国無料です。
FAQ
Q1. 京都府からでも出張費はかかりますか?
A1. かかりません。東京書房の出張費は全国どこでも無料です。
Q2. 専門的な内容の本でも査定可能ですか?
A2. はい。宗教・哲学・建築・民俗学など、学術的分野にも幅広く対応しています。
Q3. 大学や研究機関からの紹介でも依頼できますか?
A3. はい。教授や研究者の方からのご紹介による下見・査定も多数承っております。
Q4. 下見の際に本の整理や梱包は必要ですか?
A4. 必要ございません。本棚に入ったままの状態で拝見いたします。
Q5. 京都以外の地方からも依頼できますか?
A5. はい。全国対応です。冊数の目安やご希望日程なども柔軟に調整いたします。
最後に
今回の京都府八幡市での下見は、神社仏閣関係を中心とした約5,000冊の専門書でした。東京の大学教授からのご紹介を通じて、学術的にも意義のある蔵書を拝見できたこと、心より感謝申し上げます。
東京書房では、地域を問わず、「本の価値を正しく見極め、次の読者へ丁寧に引き継ぐ」ことを使命としています。京都・奈良・滋賀など、歴史や文化を感じる地域からのご相談も増えています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
港区でキリスト教専門書1500冊を相見積。バーコード無し全集対応!
先日、港区のお客様からご依頼をいただき、相見積のため訪問してまいりました。今回拝見したのは、キリスト教関係の専門書や学術書を中心とした約1500冊のコレクションです。
お部屋に伺うと、壁一面に並ぶ書籍の数々。神学書、教会史、聖書研究、宗教哲学など、専門性の高い文献がぎっしりと詰まっていました。特に印象的だったのは、バーコードの付いていない年代物の書籍が多く含まれていたこと。バーコードが導入される以前の出版物は、書誌情報の確認に時間がかかるものの、希少価値の高いものも少なくありません。
全集も複数セット含まれており、一冊ずつ丁寧に状態を確認しながら内容を把握していきます。キリスト教関係の書籍は、発行年や著者、版によって価値が大きく変動するため、慎重な判断が必要です。お客様とお話ししながら、どのような経緯でこれらの書籍を集められたのかを伺い、一冊一冊への思い入れも感じ取ることができました。
相見積ということで、他社様とも比較されるとのこと。当店では長年培ってきた専門知識をもとに、適正な高評価をさせていただくことを心がけています。特に学術書は一般的な流通ルートでは評価されにくいジャンルですが、専門的なニーズを持つ研究者や愛好家の方々とのネットワークを活かし、適切な高価格をご提示できるよう努めています。
下見を終えた後、せっかく新橋まで来たのでと思い立ち、烏森神社に立ち寄りました。ビルの谷間にひっそりと佇むこの神社は、カラフルな御朱印でも知られる場所。訪問先での良いご縁に感謝し、手を合わせてきました。
今回の訪問写真について
記事には烏森神社の鳥居と境内の写真を使用します。専門書の査定という真面目な内容だけでなく、店主の人となりや日常の一コマを伝えることで、親しみやすさと信頼感を醸成するためです。神社参拝という行為は、仕事への誠実な姿勢を象徴的に表現できると考えています。
キリスト教関係の専門書をお持ちで、処分を検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。専門的な知識を持つスタッフが、責任を持って対応させていただきます。
去年のスカイツリーイルミネーション 本と時間を見つめる古書組合スタッフ日記
「去年のスカイツリーの灯りに、時間の重なりを見た」
去年の冬、仕事帰りに立ち寄ったスカイツリーの下で撮った一枚の写真。その夜のことを、今でもよく覚えています。風が冷たくて、ポケットに手を入れても指先が痛い。それでも、光の粒が空に溶けていくのをしばらく眺めていました。
【撮影場所:スカイツリー】
古書組合で働いていると、「時間」というものを意識する瞬間が多くあります。本の紙がゆっくりと色を変え、
人の手から手へと渡っていく。それはまるで、灯りが次々と点いていくようなもの。どこかで誰かが読んでいた言葉が、いまもどこかで静かに光っている。
イルミネーションの灯りを見ながら、そんなことを考えていました。きれいだと感じると同時に、一つひとつの光の奥に“記憶”のような温度を感じる。本も光も、時間を越えて誰かの手の中に残る存在だと思います。
写真の中のスカイツリーは、去年と同じように輝いている。でも、自分の心の中で見えるその光は少し違っていて、一年分の経験や出会いが重なった分だけ、あの夜よりも穏やかに見えます。
古書を査定していると、「過去」と「今」が一冊の中で共存していることを感じます。去年の灯りも、あの時の自分も、きっと今この瞬間のどこかに生きている。そんなことを思いながら、今年もまた、静かに冬の光を待っています。


