古本屋仲間との2泊3日の奈良旅行。
玉置神社を参拝した翌日、私たちが向かったのは、知る人ぞ知る神社、平河弁財天でした。
平河弁財天は「呼ばれないとたどり着けない」と言われる神秘的な場所です。
観光案内にもほとんど出てこず、道も分かりにくいのですが、なぜか行こうと決めた日には不思議と迷わず辿り着けるという話があります。
私たちもまるで導かれるように、するすると道を進み、気がつけば鳥居の前に立っていました。
境内は決して広くはありません。しかし、その小ささがかえって厳かな空気を強め、辺り一帯に漂う静寂と澄んだ空気が、まるで時間を止めたかのように感じられます。
弁財天は芸術・学問・財運・縁結びの神として知られています。古本屋という仕事をしていると、日々「本」という文化的資産に触れ、多くのご縁をいただきながら生きています。
その立場でこの場所に立つと、日々の活動が神様にそっと見守られているような、背中を押していただいているような、そんな感覚がありました。
この旅は、ただの観光ではなく、古本屋仲間と語り合い、互いの経験や思いを共有する大切な時間でもありました。
夜には宿で集まり、業界のこれからについて話したり、珍しい本の仕入れ話で盛り上がったり、普段はなかなかできない深い対話を重ねました。
そして日中は歴史ある神社を巡り、その土地の文化や信仰を肌で感じる。こうした体験は、本を扱う者にとって「知識を超えた実感」として心に残ります。
平河弁財天にたどり着けたのも、単なる偶然ではなく、ご縁がつないでくれた結果だと思います。古本屋という仕事は、ご縁の連続です。
本を譲っていただくご依頼もまた、神社での参拝と同じく、「呼ばれたからそこへ行く」ということなのかもしれません。
奈良の山々と古社をめぐる旅の中で、改めて「本と人をつなぐ仕事の尊さ」と「仲間と共に歩むありがたさ」を実感しました。
この経験を胸に、これからも一件一件の出張買取や蔵書整理を、誠実に大切に続けていきたいと思います。
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神奈川県横浜市にて、出張買取前の古本の見積に伺いました。
今回のご依頼は、東洋医学や鍼灸に関する専門書が中心で、その数は実に約2000冊以上。専門的な内容の蔵書は、一冊一冊が学問の積み重ねであり、今後も必要とされる方々へ橋渡しできるよう、しっかりと確認しながら見積を進めさせていただきました。
東洋医学や鍼灸関係の本は、歴史ある古典から現代の実用書まで幅広く存在します。
人体への理解、自然との関わり、そして長年培われてきた伝統医療の知恵が詰まったジャンルであり、学術的にも文化的にも高い価値があります。
今回のように専門性のある大規模な蔵書整理に関わらせていただけるのは、古本屋として非常にありがたいご縁です。
さて、無事に見積を終えた帰り道。立ち寄ったのは、東名高速道路の港北サービスエリア。ここでいただいたのが「おそば」です。
皆さまはうどん派ですか?それともそば派ですか? 食券を渡すときに必ず「うどんですか?そばですか?」と聞かれるのですが、私は迷わず「そば」と答えます。
今回はわかめと山菜を贅沢にトッピング。温かいおつゆに浸ったおそばは、身体に染み渡り、思わず「これだよなあ」と頷いてしまいました。
ちなみにスタッフ同士でも、食の好みは分かれるもの。ある者は「うどんのコシが一番!」と譲らず、また別の者は「やっぱりそばの香りと喉ごし」と主張。
まるで「すき家派」「吉野家派」「松屋派」で盛り上がる牛丼談義のように、休憩時間は食の話題でにぎわいます。
この日はニュースでも取り上げられるほどの大雨。まるで台風のような荒れ模様で、道路は大渋滞。いつもならスムーズに戻れる道のりも、何倍もの時間がかかりました。
それでも港北サービスエリアで食べた温かいおそばのおかげで、気持ちがほっと和らぎ、長い帰路も何とか乗り切れました。
出張買取や出張下見見積は、時にこうした天候や交通事情との闘いでもあります。
しかし、どんな状況でもお客様に安心してご依頼いただけるよう、誠実に一件一件を大切に対応してまいります。
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東京書房の公式ユーチューブチャンネルを知っていますか?
皆さまはもうご覧いただきましたか?
東京書房では、安心してお客様に本や古本・古書・古文書をお売りいただけるように、公式のYouTube動画チャンネルを開設しています。
「古本や古書を売りたいけれど、どんな流れで進むのだろう」「本当にきちんと対応してくれるのだろうか」と、不安を感じられる方も多いかと思います。
特に古文書や学術書、専門性の高い本を整理される場合、価値を正しく見てもらえるのか気になるのは当然のことです。
そこで東京書房では、実際の出張買取の様子やスタッフの紹介、査定の流れや片付けの仕方などを動画で公開しています。
文章や写真だけでは伝わりにくい雰囲気や作業の丁寧さを、映像でご覧いただくことで、初めてご利用いただくお客様にも「安心できた」「雰囲気がよく分かった」と好評をいただいております。
出張買取の現場風景や査定のポイントを正直に映すことで、透明性を高め、誠実な対応をお伝えできればと考えています。
また、古文書や貴重な書籍の取り扱い方などもご紹介しており、「東京書房なら安心して任せられる」と感じていただけるよう努めています。
東京書房のYouTubeチャンネルは、これからも定期的に更新し、お客様との距離を縮められるように工夫していきます。ぜひ一度ご覧いただき、安心してご依頼ください。
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古本出張買取実績 東京や神奈川埼玉で学術書や専門書を買取
📚古本出張買取の実績をご報告いたします。
9月11日には、目黒区・川崎市・横浜市・杉並区で合計4件の出張買取をさせていただきました。
この日はニュースにもなった集中豪雨に見舞われ、搬出作業は思いのほか大変でした。
雨で本が濡れないように、スタッフ全員で声を掛け合い、段取りを工夫しながら進めました。
こうした予期せぬ天気の中でも本を大切に運び出せるよう気を配ることが、私たちの大切な役目だと改めて感じた一日でした。
翌日、9月12日には大田区で2000冊以上の大量買取。
スタッフ4名体制で車2台を用意し、朝から夕方まで丸一日かけての搬出となりました。
大きな蔵書整理は体力的にも大変ですが、片付いた空間をご覧になったお客様から「すっきりしました」と笑顔をいただけることが、私たちにとって一番の喜びです。
さらに9月13日には東京都北区で1万冊以上という大規模なご依頼をいただきました。
こちらは車3台・スタッフ8名での対応。
まるで引っ越しのような規模で、部屋いっぱいに並んだ本を一点一点丁寧に運び出しました。規模が大きいほど、本を整理するご家族の思いも深く、「頼んで良かった」というお言葉をいただけたことが印象的でした。
そして9月14日は埼玉県飯能市、川崎市、世田谷区、千代田区の合計4件にお伺いしました。
この日は専門書や学術書が中心でした。
研究や学びに使われてきた本を次へとつなぐ役割を担えることは、古本屋として大きな責任であり、やりがいでもあります。
この4日間で多くのお客様に本をお売りいただき、また「安心して任せられた」との言葉をいただけたことは、私たちにとって大きな励みとなりました。
ご依頼いただきましたすべてのお客様に、改めて感謝申し上げます。
古本の訪問出張買取のご案内はこちら
神奈川県三浦郡葉山町に出張買取の事前下見に伺いました。
今回のご依頼は、長年大切に収集されてきた芸術写真集や洋書の写真集、さらには有名カメラマンによる写真集の売却に伴う事前見積です。
本棚には国内外の著名写真家の作品集や、洋書ならではの大判かつ精緻な印刷を誇る写真集が並び、どの一冊からも強い芸術性が伝わってきました。
写真集は、ページをめくるだけでその時代や作家の感性を感じることができ、単なる本ではなく「芸術作品」としての存在感を放っています。
有名カメラマンによる作品は特に人気が高く、限定版やサイン入りなどは希少性が高まることもあり、しっかりとした確認が必要です。
今回の下見では、冊数や内容、保存状態を拝見し、今後の査定に向けた準備を行いました。
こうした芸術性の高い写真集は、状態や版によって評価が変わる繊細なジャンルであるため、事前に丁寧な見積をすることが不可欠です。
また、このたびの訪問後には、葉山の総鎮守として知られる森戸大明神(森戸神社)に参拝いたしました。
境内からは相模湾を一望でき、天気が良ければ富士山や江の島までも望める景勝の地です。
静かな空気に包まれながら、今回のご縁をいただけたことに心より感謝をお伝えしました。
東京書房では、芸術写真集・洋書写真集・美術関連書籍など、芸術性の高い書籍の出張買取に力を入れております。
なお、神奈川県での出張下見は、約1,000冊以上の売却予定から対応させていただいております。
ご自宅やご実家にまとまった写真集・美術書がある場合は、どうぞ安心してご相談ください。
茨城県笠間市にお住まいの大学教授のお宅へ、古本の出張買取に伺いました。
先日、茨城県笠間市にお住まいの大学教授のお宅へ、古本の出張買取に伺いました。
今回のご依頼は「引っ越しに伴って蔵書や品々を整理したい」とのご相談でした。
お部屋いっぱいに並べられた蔵書は約5,000冊。研究や教育の場で長年活用されてきた学術書や専門書が中心で、書棚には哲学、歴史学、社会学、文学、さらに外国語文献なども整然と収められており、知の積み重ねを目の当たりにするようでした。
本だけではなく、骨董品や民芸品もお譲りいただきました。伝統工芸の器や古い工芸品には、その土地の文化や暮らしが刻まれており、単なる品物以上の価値があることを改めて感じました。本と同様に、一点一点を大切に拝見しながら査定を進めました。
引っ越しに伴う蔵書整理は、単なる「片付け」ではなく、その方の人生や研究の歴史をまとめる大切な節目です。そこに立ち会わせていただけたことをありがたく思います。
訪問の帰りには、笠間市に鎮座する 常陸国出雲大社 に参拝いたしました。縁結びで知られる壮麗な社殿を前に、今回いただいたご縁に改めて感謝をお伝えしました。
東京書房では、都内や首都圏はもちろん、笠間市のような遠方にも出張し、大規模な蔵書整理や骨董・民芸品の査定にも対応しております。下見や出張にかかる手数料・出張費は一切いただいておりません。実家やご自宅に大量の本や古い品々があり整理にお困りの方は、どうぞ安心してご相談ください。
茨城県笠間市への古本訪問出張買取のご案内ページはこちらをクリックしてください
大変心苦しいのですが、出張買取にお伺いできないケース
いつも東京書房をご利用いただき、誠にありがとうございます。
日頃より多くのお客様から出張買取のご相談やご紹介をいただけることを、心よりありがたく思っております。
その一方で、大変心苦しいのですが、出張買取にお伺いできないケースがございます。すべてのお客様のご要望に応えたい気持ちはあるのですが、当店の性質上、どうしても対応が難しい場合があることをご理解いただければ幸いです。
まず一つ目は、当店の買取が苦手としているジャンルが中心の場合です。
東京書房は、学術書・専門書・古書・趣味の本を得意としております。しかし、
近年の人気漫画作品(例:『鬼滅の刃』など)
ベストセラー小説(例:直木賞受賞作や大ヒット映画原作本など)
といった流通量が非常に多いジャンルについては、十分な評価を付けてお引き受けすることが難しい場合がございます。これらの本は需要が多い一方で市場に大量に出回っており、むしろ大型リユース店や専門の新刊・古本チェーン店のほうが適切な対応をしているためです。
二つ目は、地域ごとに定めている最低冊数に満たない場合です。
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)では100冊程度から、地方では2,000〜3,000冊以上からと、地域ごとにお伺いできる目安を設けております。これは出張費や手数料をいただかずに誠実な対応を続けるための基準です。基準に届かない場合、お伺いが難しいことを大変心苦しく思っております。
ただし、上記に該当しても、希少な学術書や専門書が含まれている場合には柔軟に検討させていただきます。お写真やリストをお送りいただければ、できる限り真摯に対応いたします。
東京書房は創業以来、「一冊一冊を大切に誠実に取り扱う」ことを大切にしてまいりました。出張買取にお伺いできないケースがあるのは、お客様を区別するためではなく、最後まで責任を持ってお役に立てる案件に集中するためです。どうかご理解をいただければ幸いです。そして、もしご不明な点やご相談がございましたら、どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
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鎌倉市へ生前整理のご依頼で古本の出張訪問買取に伺いました
8月のある日、鎌倉市へ生前整理のご依頼で古本の出張訪問買取に伺いました。蔵書は約300冊、本の内容も充実しており、さらにお皿や未使用のカセットテープも買取させていただきました。
鎌倉は狭い道や坂道が多い地域です。搬出の環境を考慮し、この日は3人体制で慎重に作業を進めました。大切な蔵書をお預かりする責任を感じつつも、お客様に安心いただけるよう丁寧に対応させていただきました。
作業を終えた後は、地元でも有名な 銭洗弁財天宇賀福神社 に参拝いたしました。金運上昇や商売繁盛で知られる神社ですが、この日、なんとスタッフの一人が財布ごと池に落としてしまうという思いがけないハプニングが!
周りは驚きと笑いに包まれましたが、幸い無事に拾い上げることができました。すると別のスタッフが「その財布、弁天様のお墨付きだから欲しい」と冗談を言い出し、場がさらに和やかになりました。
真剣に蔵書整理を進めつつ、こんなユーモラスな出来事もあるのが出張買取の現場。お客様との出会いはもちろん、一緒に動くスタッフとの時間もまた貴重なものです。
東京書房では、古本や古書の買取に加えて、お皿や未使用カセットなどの整理も承ります。出張費・手数料無料で安心してご利用いただけますので、ぜひお気軽にご相談ください。
神奈川県鎌倉市の古本出張買取のご案内ページはこちらをクリックして下さい
午前から神奈川県厚木市へ、午後からは東京都杉並区で2件、合計3件の買取
昨日、9月10日は出張買取で慌ただしい一日でした。
午前から神奈川県厚木市へ、午後からは東京都杉並区で2件、合計3件の買取に伺いました。ご依頼くださったお客様、誠にありがとうございました。
蔵書の査定と運び出しで汗をかきつつ、時間を見ればすでに午後も遅く…。「昼食?」と笑ってしまうほどで、ほとんど夕食の時間に差しかかっていました。そんなときにスタッフみんなで食べたのが牛丼!慌ただしい出張の合間に食べる牛丼は、格別のごちそうに感じられます。
実は私は牛丼が大好きで、特に「すき家」の牛丼がお気に入りです。シンプルながら飽きがこない味で、つい選んでしまいます。一方で、スタッフの中には「牛丼といえば吉野家!」と譲らない派もいれば、「松屋の味噌汁が付くのがうれしい」と松屋派もいて、出張の合間の食事休憩では自然と「どの牛丼チェーンが一番好きか」という話題で盛り上がります。
このように、出張買取の現場は真剣そのものですが、合間のちょっとした食事でスタッフ同士が和気あいあいと語り合う時間もまた大切です。牛丼ひとつで好みが分かれるのも面白く、「人それぞれの推し」があるのだなと感じます。
さて、皆さまはどの牛丼チェーンがお好きでしょうか?「すき家派」「吉野家派」「松屋派」…それとも他のお店?ぜひ教えていただければうれしいです。
東京書房は、牛丼好きのスタッフも多く在籍しながら(笑)、毎日誠実に出張買取を続けています。昨日の厚木市・杉並区でのご縁にも感謝しつつ、今日も元気に各地へ伺います。
東京都中央区へ古本の出張訪問買取に伺いました。
東京都中央区へ古本の出張訪問買取に伺いました。ご依頼いただきましたお客様、誠にありがとうございました。
今回の買取では、大切にされてきた蔵書を査定させていただきましたが、お客様に最も喜んでいただけたのは「買取価格」だけではありませんでした。長年本に囲まれていたお部屋が、作業を終えた後には「びっくりするほど綺麗に片付いた」とお声をいただいたのです。蔵書整理というのは単に本を売るだけでなく、生活の空間を整える大きなきっかけにもなるのだと、改めて感じました。
本を手放す際、「値段のつく本だけ持っていかれて、残った本の処分に困った」という声を耳にされる方もいらっしゃいます。しかし東京書房では、査定で値段が付かない本も含め、責任を持ってきれいに整理いたします。出張費や手数料も一切かかりませんので、安心してご依頼いただけます。
また、訪問の折には中央区日本橋にある 小網神社 に参拝させていただきました。強運厄除けで知られるこの神社は、小さな境内ながら多くの方が参拝に訪れる人気の神社です。地域の文化や信仰に触れるとともに、今回いただいたご縁に改めて感謝をお伝えすることができました。
これからも一件一件のご依頼を大切に、お客様に喜んでいただける出張買取を続けてまいります。
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先日、店主は新潟県佐渡市へ古本の出張買取の下見に伺いました。
先日、店主は新潟県佐渡市へ古本の出張買取の下見に伺いました。
ご依頼くださったのは東京都内にお住まいのお客様で、「実家にものすごい大量の本が残っているので整理したい」とのご希望でした。
実際に拝見すると、その数はおよそ3万冊。学術書や文学、全集、趣味の本など幅広いジャンルがそろい、長い年月をかけて集められた大切な蔵書に圧倒されました。
今回のような大規模な整理を任せていただけることは大変ありがたく、また大きな責任を感じます。
下見では、一冊ごとの状態や冊数、保存環境などを丁寧に確認しながら進めました。佐渡市のような遠方であっても、下見の段階から手数料や出張費は一切いただいておりません。
お客様に安心してご相談いただけるようにすることを、当店は何よりも大切にしています。
また、下見の折には佐渡国一之宮・度津神社にも参拝させていただきました。清らかな空気に包まれた境内で、今回のご縁に改めて感謝をお伝えしました。
東京書房では、首都圏を中心に全国からのご依頼に誠実に対応しております。大規模な蔵書整理や実家に残された大量の本でお困りの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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東京古書組合理事としてのお仕事
先日は古書組合の広報理事として、五反田の南部古書会館へ伺いました。
あいにくの雨模様でしたが、この日は「五反田遊古会」のユーチューブ動画撮影。会場は足元の悪い天候にもかかわらず、多くのお客様でにぎわい、古本好きの熱気に包まれていました。
五反田遊古会は、同業の仲間たちが力を合わせて年に4回開催している歴史ある古本即売会です。
会場いっぱいに棚が並び、学術書や文学書、趣味の本やアート関連書籍、さらには戦前に刊行された貴重な資料や、当時の暮らしを伝える絵葉書・古写真まで幅広いジャンルが並びます。
古本即売会の魅力は、やはり「出会いの偶然性」にあります。探していた一冊が思わぬ形で見つかることもあれば、全く予想していなかった掘り出し物に出会えることもあります。
その驚きや感動は、ネット通販ではなかなか味わえないものです。実際に本を手に取り、紙の質感や古びた匂いを感じながら選ぶ時間は、即売会ならではの楽しみです。
また、出店している古本屋ごとに個性ある品揃えがあり、それぞれの目利きや工夫を垣間見られるのも大きな魅力です。同業者としても参考になり、学びの多い場でもあります。
南部古書会館は五反田駅から徒歩8分ほどとアクセスも便利です。年に4回、四季折々の空気の中で開催される五反田遊古会に、ぜひ一度足を運んでみてください。
きっと新しい発見と、本との特別なご縁が待っているはずです。
どうして古書組合に加入しなかったのだろうか?
最近、古本屋の閉店の知らせを耳にすることが増えました。本を手放す場として当店に声をかけていただけるのは本当にありがたい一方で、同じ古書の仲間のお店が閉じていくのはやはり寂しいことです。
出張買取や下見で閉店される古本屋さんに伺う際、私は必ずお聞きすることがあります。
「古書組合に加盟されていますか?」という質問です。
ふと考えるのは、「どうして古書組合に加入しなかったのだろうか」ということです。もし加入していれば、古書組合が主催する即売会に参加することができ、多くのお客様と直接触れ合う場を得られます。また、全国規模のネット販売サイト「日本の古本屋」にも参加でき、遠方のお客様へ本を届ける道も開けます。
さらに、買取が多く商品化が追いつかない本についても、古書組合の市場に出品することができます。
ひとりで抱え込むのではなく、仲間と助け合える仕組みがあるのです。
そして何より、組合に参加することで他の古本屋との交流が生まれ、経験や情報を学べる機会が増えることも大きな財産になります。
古書組合に加入することは、経営の安定や販売の広がりだけでなく、「古本を守り続ける仲間とつながる」ことにもつながります。閉店の知らせを聞くたびに、改めてその大切さを感じています。
本屋の閉店の知らせを聞くたびに、組合の存在をもっと知っていただきたいと強く感じます。
組合は単なる制度ではなく、古本を守り続けるための大切な仕組みなのです。
ホームページをご覧いただく皆さまへ、安心していただきたいことがあります。
東京書房のホームページをご覧いただく皆さまへ、安心していただきたいことがあります。
当店のホームページに掲載している画像は、すべて自社で撮影したオリジナルのものです。
ネット上で拾えるフリー素材やイメージ写真は一切使用しておりません。
人物写真についても、実際に東京書房で働いているスタッフを撮影したもので、外部モデルやイメージ人物ではありません。
お客様に「実際のスタッフがどのような人か」を知っていただき、顔が見える安心感を持っていただけるよう心掛けております。
また、出張買取の様子や査定風景なども現場で撮影しており、雰囲気がそのまま伝わるように工夫しています。写真のひとつひとつに「本当にあった出来事」「実際にいる人の姿」が映っているのです。
本は思い出や大切な歴史が詰まった存在だからこそ、安心できる相手に任せたいというお声をよくいただきます。東京書房では、見た目だけでなく、信頼につながる情報発信を大切にしています。どうぞ安心してホームページをご覧いただき、ご相談ください。
三重県へ古本の訪問出張買取!約7000冊!
先日は三重県桑名市にて、古本の訪問出張買取にお伺いいたしました。
今回は5名のスタッフで対応し、お客様の大切な蔵書を丁寧に運び出しながら査定を進めさせていただきました。
このようにまとまった冊数をお任せいただけることは、東京書房にとっても大変ありがたいご縁でございます。
作業を終えた後、少し車を走らせ、鈴鹿市の椿大神社へ参拝いたしました。
椿大神社は猿田彦大神を祀る総本宮として知られ、「みちびきの祖神」として古くから信仰を集めてきた歴史ある神社です。境内は豊かな自然に囲まれ、厳かな空気が漂っており、参拝すると心がすっと落ち着くような感覚を覚えました。
今回の出張買取でいただいたご縁に感謝しつつ、こうした土地の歴史や文化に触れられることも、全国を古本の訪問出張買取でお伺いする古本屋ならではの喜びだと改めて感じます。
東京書房では、三重県をはじめ全国各地で古本の出張買取を承っております。出張費・手数料は無料ですので、蔵書整理や本のご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
下記をクリックすると三重県への古本訪問買取ページにジャンプします
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古本屋仲間と奈良の神社巡り|玉置神社で御朱印をいただいた2泊3日の旅
去る6月の吉日、古書組合の仲間4人と一緒に奈良県へ2泊3日の神社巡りに出かけてきました。普段は本や古書の世界で一緒に活動している仲間ですが、こうして旅をするとまた違った一面が見えて楽しいものです。道中では本の話はもちろん、昔の古本市の思い出話や、それぞれの得意ジャンルの裏話で盛り上がり、あっという間の時間でした。
今回の旅のハイライトは、やはり玉置神社。ご存知の方も多いかもしれませんが、「呼ばれないと行けない」と言われている不思議な神社です。山深い場所にあり、辿り着くだけでもひと苦労でしたが、実際に参拝するとその静けさと空気感に圧倒されました。無事に御朱印もいただき、心身ともに清らかになるような、特別な体験となりました。
御朱印は、一つひとつがまるで本のように、その土地の歴史や文化、人々の思いを映し出しているように感じます。だからこそ本に携わる私たちにとって、御朱印をいただくことはどこか親しみ深い時間でもあるのです。
奈良は古都としての歴史や文化が色濃く残る場所。本好きにとっても魅力的な街であり、多くの方が蔵書を大切に守り続けてきた土地でもあります。東京書房では、そんな奈良県内での出張買取も承っております。【ここをクリック頂くと奈良県奈良県の古本出張買取のご案内ぺーに移動します】
3000冊以上から出張費は無料でお伺いしますので、蔵書整理や本を売りたいとお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
東京書房には日々さまざまなお問い合わせをいただきます
東京書房には日々さまざまなお問い合わせをいただきますが、その中でも特によくいただくご質問のひとつをご紹介いたします。
Q 訪問出張買取で、値段が付かないと思われる本も持って行ってもらえますか?
A はい、もちろんです!
当店では手数料や作業料を一切いただかず、値段の付く本だけでなく、査定で値段が付かなかった本も含めてきれいにお片づけまで対応しております。
このようなご質問をいただく理由は、お客様の不安にあります。
よく耳にするのが、「出張買取を頼んだら、値段が付く本だけを持って行かれてしまい、
残された大量の本の処分費用が結果的に買取金額以上にかかってしまった」という、知人や他店での体験談です。
せっかく本を手放して整理をしたのに、逆に費用面で損をしてしまったというお話は、確かに心配になります。
東京書房ではそのような心配は一切ございません。
長年古書に携わってきた経験から、査定の有無にかかわらず、お客様にとって本の整理が安心できるものであることを最も大切にしています。
出張費・作業費・処分費用なども全て無料で、責任をもって対応いたします。
大切な蔵書の整理や処分に際して、不安を感じていらっしゃる方は、どうぞご安心ください。
東京書房は、単に「買取をする」だけではなく、「お客様の大切な空間をきれいに整えるお手伝い」をする気持ちで伺っております。
下記をクリックして頂くと、当店の出張買取のご覧頂けます。
↓ ↓
群馬県で古本の訪問出張買取!約1万冊!
先日は群馬県高崎市にて、約1万冊に及ぶ古本の訪問出張買取を承りました。
これだけの蔵書をお任せいただけることは、大変ありがたく、東京書房にとっても貴重なご縁となりました。
作業を終えた後には、地元の榛名神社へ参拝いたしました。
自然豊かな山の中にある神社は静かで荘厳な雰囲気に包まれており、気持ちが清められるようでした。大切な本を通じてお客様とのつながりが生まれたことに感謝を込めて手を合わせてまいりました。
東京書房では、群馬県内でも大量の蔵書整理や古本の出張買取に対応しております。
出張費・手数料は無料ですので、どうぞ安心してご相談ください。
群馬県へは約2000冊以上から訪問出張買取を行っております
下記をクリックして頂くと、群馬県の古本訪問出張買取のご案内ページにジャンプします
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宅配便にてキリスト教関係の学術書をお売りいただきました
この度は宅配便にて、キリスト教関係の学術書を東京書房にお売りいただき、誠にありがとうございます。
遠方からでも宅配でご依頼いただけるのはとてもありがたく、スタッフ一同心から感謝しております。
写真は、スタッフが査定の準備をしている様子です。東京書房の査定では、裏表紙だけでなく奥付・コンディション・学術性・発行年度などを丁寧に確認し、一冊ごとに誠実に評価いたします。
学術書は専門性が高く、わずかな違いが大きな価値につながるため、細心の注意を払っています。
東京書房の宅配買取は、当店指定の宅配便業者にて着払いで全国から受付可能、箱数制限もありません。
50冊以上から送料・手数料は無料です。
宗教書や哲学書・歴史書など幅広い学術書を対象にしておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
こちらをクリックして頂けるとキリスト教関係の本の買取ページに移動します
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昨日は4件の古本訪問出張買取のお伺いさせて頂きました!
9月3日、昨日は町田市・川崎市2件・世田谷区と、合計4件のお客様のもとへ古本の訪問買取に伺いました。ご依頼いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
大切な蔵書の整理をお任せいただけることは、私どもにとって何よりのご信頼であり、とてもありがたいご縁だと感じております。
長年読み継がれた学術書や趣味の本、さらにはご家族で大切にされてきた本など、お客様によって蔵書にはさまざまな物語が込められております。
そのひとつひとつを丁寧に拝見し、次へとつなげていけるよう心を込めて査定させていただきました。
また、お問い合わせの際によくお聞きするのが「値段が付かない本はどうなりますか?」というご心配です。
他店では値段が付く本だけを持って行き、残りの本の処分費用がかかってしまったという体験談を耳にされる方も多いようです。
しかし東京書房では、そうしたご不安を抱かれることのないよう、値段が付かない本も含めてきれいに整理させていただきます。もちろん出張費・手数料もすべて無料です。
これからも一件一件のご依頼を大切にし、お客様に安心してお任せいただけるよう努めてまいります。
町田市・川崎市・世田谷区をはじめ、都内・近県での出張買取の際はどうぞお気軽にご相談ください。
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