先日、静岡県三島市へ行ってきました。国文学関係の専門書を見せていただくためです。電話でお話を聞いた時点でかなりの量があるとは思っていましたが、実際に見てみると想像以上でした。
お宅に着いてご挨拶して、蔵書のあるお部屋へ。扉を開けると、部屋中に専門書がぎっしり。国文学、古典文学、日本文学史、万葉集の研究書、源氏物語関連、中世や近世の文学論など、本格的な学術書ばかりです。
依頼してくださったのは、長年大学で研究をされていた方。研究人生の中で集められた貴重な資料たちです。一冊ずつ手に取って、状態や内容をチェックしていきます。書き込みがあるか、いつ発行されたか、どこの出版社か、珍しいものかどうか。そういったことを確認しながら、全体像を掴んでいく感じですね。
今回確認した冊数は約5000冊。これだけの専門書が一箇所にまとまっているのは、なかなか見られる光景ではありません。学術書って一般の書籍とは違って、読む人が限られる分、ちゃんと評価することが大切なんです。次の研究者の方に使ってもらえるように、しっかり引き継ぎたいなと思っています。
下見が終わって、せっかく三島まで来たので三島大社に寄ってみました。伊豆国一宮として昔から信仰されている由緒ある神社です。境内に入ると、樹齢何百年もの立派な金木犀の御神木が出迎えてくれました。
参道を歩いていると、歴史の深さをひしひしと感じます。源頼朝が源氏再興を祈ったという話もあって、武将たちからも大切にされてきた場所なんですよね。本殿の前で手を合わせて、今回のご依頼がうまくいきますようにとお祈りしました。
大量の蔵書を整理するのって、ご家族だけではかなり大変な作業です。特に専門書となると、どれくらいの価値があるのか判断しづらいですよね。当店では専門性の高い分野の書籍についても、長年の経験と知識で適切に見させていただいています。
お部屋の状況や冊数に関係なく、まずは気軽に相談してください。今回みたいに遠方でも対応できますので。連絡お待ちしています。
FAQ
Q1: こんなに大量の専門書でも、本当に全部引き取ってもらえるんですか?
A: はい、大丈夫です!5,000冊という数でも、内容や状態をしっかり確認した上で、喜んで買取致します。できれば事前に、お電話にてご相談頂くか、本のジャンルやだいたいの冊数、そして写真を送ってもらえると、助かります!
Q2: 家まで来てもらう時、何か準備しておくことはありますか?
A: ダンボールに詰めたりなどの特別な準備は必要ありません。本が棚からスムーズに出せる状態になっていれば、作業や査定がテキパキ進みます。ホコリを払ったりする手間は不要です。そのままの状態で結構ですよ。
Q3: 本を売る(引き取ってもらう)のに、交通費とかかかったりしますか?
A: ご安心ください。出張費や運搬費など、お客様に費用をいただくことは一切ありません。本の確認から、運び出し、運搬まで、すべて私たちが担当しますので、ご心配なく。
Q4. 国文学以外でも整理をお願いできますか?
A4. 歴史・思想・芸術など幅広いジャンルに対応しています。
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