こんにちは。東京書房スタッフです。
10月も後半に入り、出張買取のご依頼が一段と増える季節となりました。
この日は、3便体制(ハイエース2台・トラック1台)で、東京都と神奈川県の複数地域を回らせていただきました。それぞれ内容も異なり、印象に残る一日でした。
トラック便:東京都大田区(宗教関係の書籍 200冊)
まず、トラック便は東京都大田区へ。こちらは宗教関係の専門書を中心に約200冊の査定でした。仏教書・キリスト教研究書・宗教哲学など、思想の深さを感じる内容が多く、ページを開くと線引きや付箋が残っていて、
持ち主の方がじっくり読み込まれていたことが伝わってきました。宗教書は時代や宗派を超えて読まれる書籍が多く、専門的であっても次の読者にしっかりと受け継がれていく分野です。この日も、お客様から「大切に扱ってくれてありがとう」とお言葉をいただきました。
1便:町田市(本2000冊+骨董品)
1便目は町田市へ。ハイエース1台分いっぱいの約2000冊の本をお売りいただきました。内容は幅広く、哲学・芸術・社会科学・文学などの専門書を中心に、さらに骨董品や小型の掛け軸なども一緒に買取いたしました。
こちらのお客様は、以前店主が下見を行っており、その際に買取保証額を提示させていただいていました。
ご提示額にご納得いただき、正式にご依頼をいただいた案件です。搬出作業中も「以前の下見のときから安心してお願いできました」と言ってくださり、スタッフ一同、身の引き締まる思いでした。
2便:東京都新宿区(リピートのお客様 1万5千冊)
そして2便目は、東京都新宿区のリピートのお客様。先日からの続きの作業で、約1万5千冊という大規模な蔵書整理となりました。内容は東洋医学書・戦争戦記・思想書・社会学・宗教研究など、前回に続いて専門性の高い蔵書が中心。お客様も再度ご依頼くださり、「前回の対応が丁寧だったので安心して任せられる」と温かいお言葉をいただきました。一冊ずつ状態を確認しながら慎重に搬出を進め、長時間の作業となりましたが無事に完了しました。
写真について
この日の写真は、搬出前の町田市での作業風景です。本棚の前に並んだ段ボールの山と、積み込み前のハイエース。本の重みと一緒に、お客様の歴史や思いも感じる瞬間でした。
一日のまとめ
2025年10月19日は、3便体制・計1万7千冊の出張買取となりました。宗教書や専門書、美術・思想・東洋医学など、どの現場にも“知の積み重ね”があり、その整理のお手伝いをさせていただけることに、改めて感謝の気持ちを感じます。本を通じてお客様の人生や思いに触れ、その価値を次へとつなぐ。これからもその気持ちを大切にしていきたいと思います。
FAQ
Q1. 複数地域で同日に買取してもらえますか?
A1. はい。今回のように複数便体制で地域ごとに分かれて対応しています。内容や冊数に応じて柔軟に日程を調整いたします。
Q2. 下見のあとに正式な買取をお願いすることはできますか?
A2. はい。下見で提示した買取保証額にご納得いただければ、後日正式な出張買取を行います。
Q3. 宗教書や学術書など専門的な本も買い取ってもらえますか?
A3. はい。専門書・宗教書・思想書・学術研究書など幅広く査定対象です。
Q4. 骨董品も一緒に引き取ってもらえますか?
A4. はい。蔵書整理の際に一緒にご相談いただければ対応可能です。
Q5. リピート依頼でも対応してもらえますか?
A5. もちろんです。前回の記録をもとにスムーズにご案内いたします。