10月も半ばを過ぎ、秋らしい風が心地よく感じられる季節になりました。
この日は3便・車3台で6件の出張買取に対応いたしました。各便2名体制で、朝から夕方まで一日を通して多くのご依頼にお応えしました。
1便目:厚木市・町田市
最初の便は、厚木市と町田市。厚木市では、経営・ビジネス分野の専門書を中心に約300冊を査定・搬出いたしました。企業経営、マーケティング、会計学などの実務書が中心で、書棚には時代とともに歩んできた知識の積み重ねがありました。次は町田市へ。こちらは美術関係の書籍で約300冊。展覧会図録や画集など、手に取るたびに紙質や色彩が美しく、お客様から「本棚がすっきりして嬉しい」とお言葉をいただきました。
2便目:川崎市・町田市
2便目のチームは、午前中に川崎市へ。釣りに関する本を中心に約300冊の買取でした。釣り雑誌、魚類図鑑、仕掛け研究、釣法書などが並び、お客様の趣味と情熱が伝わるコレクション。「自分ではもう使わないけれど、誰かが読んでくれたら嬉しい」とお話しされていました。午後は町田市へ。こちらでは、僧侶であった師匠の遺品として保管されていた仏教書約300冊を拝見しました。宗派や時代を超えて集められた経典や研究書が中心で、
「本の中に、師の考え方や人柄が残っているようだ」とお弟子様が話されていたのが印象的でした。本を引き継ぐという意味を改めて考えさせられる現場でした。
3便目:世田谷区・杉並区
3便目は世田谷区と杉並区を担当。世田谷区では、探偵小説を中心に約100冊。昭和期の名作推理や海外翻訳作品も多く、古い表紙のデザインから時代の雰囲気が伝わってきます。推理小説というジャンルが持つ“人の心理を読む面白さ”を感じました。最後は杉並区へ。哲学関係の書籍を中心に、ダンボール3箱分の査定。倫理学や思想史、現代哲学など、どれも読み応えのある本ばかりでした。「また勉強したくなりますね」と話すスタッフの言葉に、本に向き合う喜びを改めて感じました。
一日の終わりに
この日は6件の買取を無事に終え、夕方にはそれぞれの車が戻ってきました。どの現場でも感じるのは、
お客様が本を通して大切にされてきた時間の重さ。それを次へつなぐお手伝いができることに、改めて感謝いたします。
FAQ
Q1. 同日に複数地域でも出張買取が可能ですか?
A1. はい。複数便体制で同日対応が可能です。地域や件数に応じて車両とスタッフを調整いたします。
Q2. 専門書や美術書、仏教書など幅広いジャンルに対応していますか?
A2. はい。経営・思想・芸術・宗教・趣味書など、多彩なジャンルを取り扱っております。
Q3. 出張費や査定費はかかりますか?
A3. 一切かかりません。出張・査定・搬出すべて無料です。
Q4. 遺品や思い出の本の整理もお願いできますか?
A4. はい。ご家族やご遺族のお気持ちに寄り添いながら、丁寧に対応いたします。
Q5. 100冊以上の少量でもお願いできますか?
A5. はい。100冊以上からでも出張可能です。