こんにちは、東京書房スタッフのおはなです^^
いきなりですが、私は先日
職場の傘立てから出てきたこの傘を見て
とても大きな衝撃を受けました。
どうゆうことだよ、と。
いったいどれほどの風を受けたら
ここまでペロペロに剥がされてしまうのでしょうか。
そして、その日、その時。
おそらくこの傘だけを片手に
「それでも俺は出勤する。」
と、何とかここまで辿り着いたであろう
そのスタッフの心意気に、深い敬意を抱きました。
お前は・・・本気だな、と。
しかし、です。
そんな私の様子を横目に見ていたあるスタッフが
次の瞬間 信じられない言葉を発したのです。
「まだ、使えなくはなさそう。」
・・・?
いったい、どこをどう見たら
まだ使えなくはなさそう、になるのでしょうか。
(だって、ここしか繋がってないんですよぉー?)
しかし、です。
その日の帰り道。
私はふと、こうも思ったのです。
待てよ、と。
“ 本を捨てないで ”とうたっている
われわれ東京書房スタッフの一員として
最初っから「もうこれは使えない」
と決めてかかっている私の方が
もしかしたら間違っているのかもしれない・・・
そう思った私は そのモヤモヤを解消すべく
次の日、もう一度、例の傘をとりだし
“ 本当にまだ使えるのかどうか ”
見直してみることにしたのでした。
たまたま通りかかった蝶が
遠近感のせいか、怪物のような大きさで写り込んでいました。
さて。
心を整え、姿勢を正し
まずは「まだ使える」と
腹の底から念じながら傘をかまえます。
ふぅ・・・
そして、一息にひらく。
グァァッ!!
・・ふわぁ〜・・・
ピトっ
おでこだけは、守れました。
※ 結果 : 使えないとも言い切れない。
ですが、このような、おでこだけを重点的に
守ってくれるタイプの傘をさすしかないような
激しい天候の日の出張買取は
場合によっては、また別日に改めてお伺いさせていただくことがあります。
なぜなら、我々が本当に守らなくてはいけないのは
依頼してくださる方々の“ 本 ”であり
自身のおでこではないからです。
しかし、もしも
「それでも今日、お伺いするぞ」
となった場合には、申し訳ありませんが
こちらも事故のないよう細心の注意をはらいながら
向かわせていただきますので
場合によっては時間が大幅に遅れてしまう可能性もあります。
どうかご理解いただけますと幸いです^^